ACTIVE RANGER

アクティブ・レンジャー日記 [中部地区]

中部地方環境事務所のアクティブ・レンジャーが、活動の様子をお伝えします。

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中部山岳国立公園

304件の記事があります。

2021年09月22日立山室堂・弥陀ヶ原周辺の紅葉状況

中部山岳国立公園 一ノ枝亮輔

こんにちは。立山管理官事務所の一ノ枝です。

アルペンルート沿いの弥陀ヶ原と室堂の現在の紅葉情報です。(写真は9/21撮影)

<弥陀ヶ原から鍬崎山方面>

<弥陀ヶ原から立山方面>

<天狗山の紅葉>

<室堂から雄山(立山)方面>

<雷鳥沢野営場と剱御前方面>

あっという間に秋が進んでいました。

気温も平地とは違いかなり寒くなってきているので防寒対策はしっかりと準備をお願いします。

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中部山岳国立公園では、新型コロナウイルス感染拡大防止に関する政府や各自治体の方針を受け、「新しい生活様式」に沿った慎重な行動をお願いしています。中部山岳国立公園へお出かけの際には、各自治体や訪問先が発信している情報を事前にご確認いただき、3つの密の回避や手指の消毒など、感染防止対策にご協力ください。みなさまのご理解ご協力をお願いいたします。

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2021年09月09日令和3年度 国立公園アクティブ・レンジャー展(新穂高ロープウエイ)

中部山岳国立公園 福澤春彦

こんにちは中部山岳国立公園管理事務所の福澤です。

松本カモシカスポーツさんに引き続き、9月は新穂高ロープウエイ会場で開催中です。

http://chubu.env.go.jp/shinetsu/pre_2021/post_157.html

会場:新穂高ロープウエイ しらかば駅 高原の画廊「飛騨乃風」

期間:令和3年9月1日から9月26日まで

※新穂高ロープウエイの営業をご確認のうえお立ち寄り下さい。

https://shinhotaka-ropeway.jp/

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中部山岳国立公園では、新型コロナウイルス感染拡大防止に関する政府や各自治体の方針を受け、「新しい生活様式」に沿った慎重な行動をお願いしています。中部山岳国立公園へお出かけの際には、各自治体や訪問先が発信している情報を事前にご確認いただき、3つの密の回避や手指の消毒など、感染防止対策にご協力ください。みなさまのご理解ご協力をお願いいたします。

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2021年08月19日黒部峡谷「欅平」とそこへ続く道

中部山岳国立公園 一ノ枝亮輔

こんにちは。中部山岳国立公園立山管理官事務所の一ノ枝です。

先日、黒部峡谷の欅平へ巡視に行ってきました。

宇奈月駅からトロッコ列車に揺られ黒部峡谷の絶景を楽しみながら、1時間20分で終点の欅平駅に到着です。

<今年は黒部峡谷鉄道開業50周年。今年限定のヘッドマークが付いています。>

<宇奈月駅を出発してすぐの新山彦橋から>

夏は、窓無しの普通客車は風が通り抜け心地よいです。盆を過ぎて平地でも秋の気配が感じられる時期になるとトロッコ内は寒いくらいですので、風よけとなる上着を準備されることをおすすめします。

欅平駅を出てすぐ前の広場に建っているのが欅平ビジターセンターです。

ここで、周辺の観光情報、登山情報、自然情報などを収集することができますので、まずは一度立ち寄りたい場所です。

駅のすぐ下を流れる川が黒部川です。階段を下りきると河原展望台です。足湯もあります。

<足湯9:00~15:00 ※協力金箱を設置しています。ご協力をお願い致します。>

河原へ行けるかは、その日の川の水量によって開閉を決めています。また、猿飛峡へは落石の危険があるため昨年に引き続き今年も行くことができません。

欅平駅からビジターセンター横に上に登る道があります。そこは、パノラマ展望台へと向かう登山道になっています。急峻な道を1時間程登っていきますので、観光客の方は相応体力に自信がある方向けです。

<パノラマ展望台。この日は雲が多くあまり眺望はないが心地よい風が吹いていた>

欅平から約1時間の祖母谷温泉まで向かいました。

<奥鐘橋からの黒部川>

<名剣温泉先から遠くに見えるのが唐松岳方面>

 

<トンネルを歩いていくと異空間へ誘われている感覚に>

祖母谷温泉到着です。

<左の建物が祖母谷温泉。下に流れるのが祖母谷川>

<祖母谷地獄。祖母谷、名剣、猿飛山荘、足湯の源泉はここから引っぱっている>

祖母谷温泉小屋のご主人にお話をお伺いしました。

祖母谷から先は白馬岳と唐松岳へ向かう主要な登山道が2つあり、毎年、草刈りや補修を山小屋関係の皆さんが担っていますが、高齢化など年々厳しくなってきているという状況とのことでした。祖母谷温泉の標高が770m、白馬岳(2932m)、唐松岳(2695m)ですから、高低差を見てもかなりの健脚向けのコースであることは間違いないですが、主要な後立山連峰へと続く道を絶やしてはならないとお話を伺い感じました。

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2021年07月30日アクティブ・レンジャー展inカモシカスポーツ

中部山岳国立公園 関根陽太

中部山岳国立公園管理事務所の関根です。

本日、カモシカスポーツ松本店でアクティブ・レンジャー展の設営をしてきました。

カモシカスポーツは「中部山岳国立公園パートナー企業」です!

今年度は「国立公園アクティブ・レンジャー展~国立公園の舞台裏~」と題して信越自然環境事務所管内を巡回しています。

カモシカスポーツでの開催ですので、特に登山をする方に国立公園やその仕組みについて知ってもらいたく展示しています。

入口では、レンジャー服を着たマネキンがお出迎え!

写真やパネル・地図と共に、中部山岳国立公園のプロモーション動画も流しています!

ご来店の際は、ぜひご覧ください!

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2021年07月21日焼岳 中尾高原ルート登山道維持管理

中部山岳国立公園 福澤春彦

こんにちは、中部山岳国立公園管理事務所の福澤です。

7月1日、焼岳の登山道維持管理に参加してきました。

今回の対象ルートは飛騨(岐阜県)側から焼岳に登頂する中尾高原ルートです。

昨年7月の豪雨で登山口付近が大きく崩壊し、橋も流されてしまいました。

登山シーズンがこれから始まる時期の大きな被害に登山道維持管理を行う事もできず、通行止めにするしかありませんでしたが今日は地元で長年にわたりこの登山道を守ってきた有志が集まり、2年ぶりの登山道維持管理です。

<焼岳登山口>

お馴染みの登山口ですが、この付近は割谷、黒谷、白水谷など大きな沢が集まってくる場所で下方の林道にも大量の雨水が集中し大きな崩壊が起こりました。

割谷に入ってみましたが当時の様相を残していました。

<沢筋には大雨の後が残っています>

登山口に立派な橋が新しく架けられており、多少の雨で流されないよう上部にアンカーを設置しワイヤーで繋ぎ止めが施されていました。

<架け替えられた橋>

登山道に入ると、早速上部の方で刈り払いの機械音が聞こえています。

「しばらく放っておくとこの有様!」と登山道にかかった笹藪を手際よく刈っていく顔は言葉とは裏腹に笑顔です。

<刈り払い作業>

樹林帯の登山道は、道跡自体はしっかり残っていますが、両脇からの草藪が覆い被さると道の判断がつかなくなり、酷いケースでは道はあるのに一面草むらに見えてしまうこともあるくらいです。

安全に登山して頂くために登山道の刈り払いは大事な作業の一つなのです。

<草に覆われた登山道>

緩斜面をゆっくり進むと滝見台です。

落差40mの白水の滝は、見事な姿で出迎えてくれました。

<白水の滝>

ここからしばらく急登となり、西穂高から焼岳の稜線に向かう尾根をトラバースして進みます。不思議な「鍋助横手」と有るあたりから谷側は深く落ち込んでおり、生い茂った笹で足下が見えないと危険な場所が続きます。

昔、大きな鍋を抱えこの地点を通過しようとした人が運悪く落ちてしまった、ところから付いた地名だと教えてもらいました。

当時もしっかりと刈り払いされていれば鍋助さんも落ちなかったかもしれませんね。

<登山道を踏み外すと谷側へ転落しそうな鍋助横手>

登山道を雨水が大量に流れたために以前維持管理した階段状のステップが流れ落ちたため修復します。

ステップの位置を決めるにも登りの視点、降りの視点、加重の強度、ステップのバランス・・・沢山の考察を瞬時に判断しながら慣れた様子で作業が進みます。

<ステップができました>

急登を終えると緩斜面になり、今日の目的地の秀綱神社に到着です。

飛騨の国を治めていた戦国大名三木自綱の息子である秀綱と奥方は、敗戦から再興を図るため信濃の国を目指す途中で命を落とします。諸説有りますが、秀綱は焼岳中腹の中尾峠を越えた辺りで捕らえられ、奥方は上高地の徳本峠越えの際に島々谷で、同じ悲運を辿ったそうです。

この焼岳中尾高原ルートは、かつて信州と飛騨地方を結んだ飛騨新道と呼ばれる古道で、中尾の人々は秀綱を祀って安全を祈願したようです。

<鳥居を撤廃した秀綱神社>

この秀綱神社には鳥居がありましたが、倒壊しており安全のため撤去しました。

<秀綱神社で大休憩>

順調に作業は進められ、計画した秀綱神社から焼岳小屋分岐点まで作業範囲を広げることにしました。

皆さんは口々に「毎年の維持管理登山が一回無かっただけで勝手が違うな!思うように身体が動かない」と仰っていましたが、その作業は手慣れたもので的確にスピーディーに作業されていました。

<手慣れた作業でどんどん範囲を広げました>

地元の古道に対する愛着と歴史が感じられ、子どもの頃から祖父や父親の登山道維持管理に付いて秀綱神社まで上がってきていたという微笑ましいお話や、秀綱神社の広場で煮炊きして宴会まで開いた豪傑な話など、どのお話にもこの地に暮らす方々の山に対する愛着と畏敬の念を感じることができました。

皆様、本当にご苦労様でした!

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2021年07月14日平湯温泉「春の環境清掃」

中部山岳国立公園 福澤春彦

こんにちは中部山岳国立公園管理事務所の福澤です。

梅雨の晴れ間6月29日、今年も平湯温泉「春の環境清掃」がやってきました。

平湯地区全体が中部山岳国立公園に属しており、毎年平湯管理官と共に作業参加しています。

<公民館に集合!>

平湯公民館には大勢の地元の方や工事関係者が集まって今日の段取りを確認しました。

「平湯を訪れる方々に気持ちよく感じて頂きましょう」と町内会長の挨拶の後、各持ち場に分かれて作業開始です。

<平湯地区を手分けして美化清掃していきます>

私は平湯管理官事務所からの平湯自然探勝路を担当しました。

この道は平湯の原生林に整備された探勝路で、河岸段丘や溶岩台地の森など表情豊かな道です。

一冬を越した春の森は、今、緑が溢れ小鳥がさえずり生き生きとした状態ですが、植物の生命力は目覚ましく清掃された歩道の脇から笹などが覆い被さり視界を遮るほどで危険でもあります。

半袖半ズボンなどで肌を露出したままだと草で傷つくことも想定されるため、刈り払いで歩道をしっかり確保することが今日のミッションです。

<歩道や標識がしっかり視認できるように>

前もってかなり手入れが必要と目星を付けておいた河岸段丘の急階段に来ました。

見ての通り、周りからの草や笹が生い茂り、歩道を視認しにくいどころか足に絡まりそうに伸びている茎もあり、手摺り隠して持てない箇所もあり、荒れています。

<生い茂った笹が階段を覆い尽くす>

2人で階段の上からと下からに分担し、刈り払いを行いました。

機械では狭くて危ないため、全て手作業です。

<刈り払いの成果>

みごとに歩道が現れました!しっかりと歩道が視認でき、手摺りにも捕まることができます。

この時期の森には珍しい植物も顔を覗かせていました。

<ギンリョウソウ(幽霊茸)>

各分担を作業し完了した方々が公民館に戻ってきました。

平湯を美化清掃できた満足感からか、誰しも自然に笑顔でした。

皆様お疲れ様でした!

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2021年07月14日乗鞍岳畳平周辺の巡視とライチョウ

中部山岳国立公園 福澤春彦

こんにちは、中部山岳国立公園管理事務所の福澤です。

例年より遅く梅雨入りした中部山岳国立公園一帯ですが、いよいよ本格的に始まるグリーンシーズンを前に乗鞍岳畳平周辺の巡視に行ってきました。

また丁度、環境省が協力する「日本アルプス ライチョウ観察ガイドツアー」の為のガイド研修会も行われていましたので合わせてご紹介したいと思います。

6月21日と22日は好天に恵まれ、残雪、新緑、青空と雲、の素晴らしいコントラストの景色が広がっていました。

<白と緑、そして青のコントラスト>

今期乗鞍岳にアプローチするバスは、長野県側のエコーラインが7月1日から、岐阜県側のスカイラインが7月22日からです。

岐阜県側からの乗鞍スカイラインは昨年7月の豪雨で道路の一部が崩壊してしまい通行止めが続いていましたが、工事関係の皆様の懸命な努力で予定より早い開通を迎えることができそうです!

<今はまだ静かな畳平>

今回は、現状で長野県側から乗鞍大雪渓まで入り、大雪渓を登り肩の小屋経由で畳平まで入山しました。

今日一泊お世話になる畳平の白雲荘では、「日本アルプス ライチョウ観察ガイドツアー」の為の研修会が行われており、山岳ガイドさん達が研修に励んでいらっしゃいました。私も研修会に同行させて頂き、中部山岳国立公園のシンボルの一つライチョウについてたくさん学ぶことができました。講師のお一人は白雲荘の小林支配人で、長年畳平に勤務されている経験に裏付けされた貴重なお話は、ツアーさながら研修者全員を惹きつけるとても魅力的なものでした。

<熱心に研修を受ける山岳ガイドさんたち>

研修に参加された方々は、地元長野県の山のプロ集団、ガイドさん達です。

バスでアプローチ可能な畳平ですが、そこは標高2000mを越えた北アルプスです。

そこからライチョウ観察に向かうエリアは完全な登山領域で、一般の旅行とは一線を画すのです。その意味でも山岳ガイドさんにライチョウ観察に連れて行ってもらえると安心ですね。

<夜も研修は続きます>

2日目はライチョウの行動に合わせて、なんと朝4:30に集合して出発です。

<写真の真ん中に居ますよ!>

この時期のライチョウは卵胞の時期に入っており、雌が卵を温めている間は雄が見張り役として外敵に備えます。

ライチョウは保護色で身を守ることで知られていますが、慣れていないと本当に探すのが難しいです。「あ、ライチョウだ!」と誰かが言ったとき周りの人は「どこ?どこ?」となかなか見つけられないでいることもよくありますね。

ライチョウ研修の後は、畳平バスターミナルの南側に広がるお花畑を散策できる木道を巡視しました。昨年は、落石で一部の木道が破損し通行止めを余儀なくされましたが、畳平のお花畑は高山植物が群生する素敵な場所です。

<整備された木道の確認>

丁度、ミヤマキンバイなどが咲き始めていて高山の風景に癒やされました。

木道やお花畑の情報は下記のURLから確認できます。

○飛騨高山乗鞍岳 乗鞍スカイライン

https://norikuradake.jp/

https://norikuradake.jp/ohanabatake/

大雪渓を下山しましたが、最後にもう一度ライチョウに出会えました。

大雪渓を通過する登山者やスキーヤーを見守っているようにも見えました!

昨年、環境省では一般社団法人 日本アルプスガイドセンターと共同で「ライチョウ観察ルールハンドブック」を作成しました。

下記URLから閲覧できますので是非お目通し下さい。

https://thejapanalps.com/ptarmigan

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2021年07月07日八方尾根の巡視報告

中部山岳国立公園 福澤春彦

こんにちは、中部山岳国立公園管理事務所の福澤です。

今回は後立山を担当する管理官のお手伝いで八方尾根を巡視してきました。

梅雨入りしている6月25日は、曇天で時々小雨、八方池に映る名峰聳える景色は残念ながら雲の中でした。今回の目的は八方尾根の登山道である黒菱唐松岳線歩道を巡視することでした。

北アルプス名峰の一つ唐松岳より派生する八方尾根は鎌池湿原上部からが国立公園で、スキー場としても国内有数の規模と景観を誇ると共に、グリーンシーズンにはスキー場リフトを利用したトレッキングに多くの方が訪れる地です。

<八方駅からゴンドラで一気に高度を上げます>

八方山までの南斜面は木道が整備されており、高山植物のお花畑を眺めながら無理なく標高を上げることができます。

まだ夏シーズンには少し早い時期でお客さんも少なく、ゴンドラもリフトもノンストップで乗り継ぐことができ八方池山荘に到着しました。

<黒菱唐松岳線歩道の案内看板>

3本目のグラードクワットリフト乗車中に見える1998年開催された長野オリンピック男子滑降スタート地点の標柱が目に入ってきます。

<整備された木道>

現地を日頃から巡視しているスタッフ2名と合流し、早速巡視開始です。

登山道、休憩ベンチ、トイレなどの確認とパトロール、現場にいらっしゃるスタッフのお話や情報はとてもありがたいです。巡視でいつも思いますが、現地に関わる様々な方達に国立公園は守られている事を実感します。

整備された木道は、大部分が斜面に施工されているため階段状(部分的には階段そのもの)であり、一般的な登山道と比べて容易に登り降りできる反面、木道ならではの気をつけて頂きたい注意点も潜んでいます。

<整備された木道>

例えば、濡れていると滑りやすい(靴もストックも)、斜面に対して左右に傾きがあると体幹を保ち辛く歩きにくい、その二つが同時にあると特に注意が必要です。

素敵なお花や景色が目に映ることと思いますが、一歩一歩、歩くことに集中しましょう!

安定した階段や木道を確認しながら、スタッフが通行止めにしている箇所に来ました。

木道と尾根ルートが合流する地点の少し先で、通行禁止の看板が立っています。

手前の合流地点より尾根ルートへ迂回して下さい。

<谷側に変形した木道>

写真の通り斜面に沿うように谷側に外傾しており、もし雨で滑りやすくなったとしたら慎重な歩行が必要な箇所です。毎年積もる大量の雪が斜面に沿って流下する際に大きな力が働き、地形や登山道を変形させてしまっています。

写真の木道は安全対策として修繕することになりました。

<通行禁止の看板>

八方池はまだ雪解けの途中でした。

歩道は破損も無くしっかりとしておりベンチやテーブルも綺麗で、天気が良ければ、ゆっくり景色を堪能しながらランチタイムを楽しんで頂けそうです。

<木道の休憩ポイント>

<今日の八方池>

お花の季節は始まっており、ユキワリソウやシナノキンバイが綺麗で、これから始まる色鮮やかなグリーンシーズンを待っているようでした!

<八方池のお花畑>

八方池までは、ゴンドラやリフトを乗り継ぎ木道を歩いてアクセスできますが、ここは標高2,000mほどの北アルプスです。

「カメラを忘れても雨具を忘れるな」、高所の天候に順応できる服装や装備を忘れずに

お越し下さい。

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2021年07月01日立山夏山開き。立山自然保護センターにてAR展開催中!

中部山岳国立公園 一ノ枝亮輔

こんにちは。中部山岳国立公園立山管理官事務所の一ノ枝です。

7/1より立山は夏山開きとなりました。

夏山開きですが、室堂より雄山(立山)に向かう途中(一ノ越手前)の登山道は一部残雪が残っていますので通行にはご注意ください。(その他にも立山周辺は多く残雪がある場所がありますので、登山の計画には事前の情報収集をしっかりと行ってください。)

その2日前には、関係者の皆さんで雪渓切りを行いました。

<6/29 安全に歩けるように、一生懸命スコップを振るいました。>

立山頂上にある雄山神社峰本社の開山期間は7/1~9/30までとなります。

また、7月1日(木)より室堂の立山自然保護センターにて「環境省 国立公園アクティブ・レンジャー展」を開催しています。

<立山自然保護センター。室堂ターミナルから渡り通路を歩いてすぐ>



『環境省 国立公園アクティブ・レンジャー展』

会期:令和3年7月1日(木)~7月27日(火)

会場:立山自然保護センター 階段通路にて

開場時間: 8:301700

3つの国立公園(上信越高原、妙高戸隠連山、中部山岳)内のアクティブ・レンジャーが昨年度の業務中に撮ったものの中から選出し展示しています。今年度は、「アクティブ・レンジャーの仕事」に関する写真も多く展示しています。

「国立公園って何?」「環境省って国立公園で何してるの?」「アクティブ・レンジャー(レンジャー)って何をしているの?」

など、普段気にしていなかった国立公園について知れる機会となっていますので、立山へお越しの際には、ぜひお立ち寄りください。

<自然保護センターの階段通路にて展示>

現在、アンケートにご協力いただいた方にオリジナル4色ボールペンを差し上げています。(数量限定。なくなり次第終了します。)

<自然保護センター3階にてアンケート実施中>

立山自然保護センターは、他にも立山の自然、ライチョウ、動植物などの紹介の展示がありますので、覗いてみてください。

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2021年05月24日令和3年度「子どもパークレンジャー 自然観察&自然と地形地質のつながりを知ろうin平湯温泉」

中部山岳国立公園 福澤春彦

こんにちは、中部山岳国立公園管理事務所の福澤です。

例年より早い雨の季節になりましたが、好天の5月12日(水)、元気いっぱいの地元中学一年生18名が環境省事業のひとつ「子どもパークレンジャー(JPR:Junior Park Ranger)」に参加してくれました。

子どもたちが自然の中で楽しみながら自然の大切さを学ぶプログラムで、全国の国立

公園で行われています。

https://www.env.go.jp/kids/gokan/jpr/about/index.html

今回のプログラムでは、昨年開催にも増して新型コロナウイルス感染症対策が求められており、終始マスクの徹底、密を避ける、適時手洗いの実施などスタッフ一同念入りに計画して臨みました。

朝の飛騨・北アルプス文化センターに集合した子どもたちを前に、環境省中部山岳国立公園平湯管理官から国立公園とレンジャー(自然保護官)の仕事の説明があり、そして今日学ぶことを身近な人たちに積極的に伝えて欲しいと「子どもパークレンジャー」の任命が行われました。

今回平湯のプログラムは昨年同様で平湯の森の中に整備された平湯自然探索路を歩きながら木々や植物を観察し、平湯大滝では地形地質から成り立つ自然環境も学びました。

出発地の飛騨・北アルプス文化センターのすぐ向かいに見える大きな木々には希少猛禽類のクマタカが生息していたと言うガイドさんの話に驚きながら元気よくスタートです。

森の中では、根曲がりした大木や木に生える苔の高さが一定の理由など日本海気候の影響を受け雪深い平湯ならではの特徴を観察しました。

平湯キャンプ場では、飛騨側北アルプスのシンボル笠ヶ岳が臨まれ、目視できる縞模様は火山噴出物の堆積跡であることや、平湯から近いアカンダナ山が活火山であり横の白谷山、焼岳と合わせて焼岳火山群であること等を学びました。

午前の部が終わろうとした頃、平湯キャンプ場に可憐なニリンソウが点々と咲いているのをガイドさんが見つけ、子どもたちも見入っています。

これを見た別のガイドさんがキャンプ場の上部にもっと大きな群生地があると案内してくれました。実は、平湯キャンプ場は昨年の大雨で土砂流出など大きな被害を受け、その群生地も流されたのではないかと心配しましたが、見事な一面ニリンソウのお花畑が広がっていました。大雨の影響があった場所ですが、植物の生命力と復元力は本当に凄いです。

午後の部は、平湯大滝まで歩き乗鞍岳火山によってできた地形と地質を学びました。

乗鞍の四ッ岳噴火によって流出した溶岩が浸食されて平湯大滝ができたこと、その溶岩末端は平湯スキー場手前あたりに在ることから平湯大滝は現在の位置まで約4万年をかけて数百メートルも浸食移動したこと、などビックリするような話です!

地質特徴が見られる地点ではクイズ形式で石の名称や種類、成り立ちなど中学理科の授業に出てくる話を興味深く解説して頂きました。火山岩の種類の覚え方は、か(花こう岩)り(流紋岩)あ(安山岩)げ(玄武岩)、「かりあげ」と教えて頂きました!

プログラム最後の「まとめの会」では、今日学んだことを感想を交えて一人一人発表しました。どの発表にも平湯の自然と地形地質への発見と驚きが感じられ、周りの人たちにも「伝えたい」「教えたい」という声が多数聞かれました。

<高山市では飛騨山脈ジオパーク推進協議会が主体となり飛騨山脈のジオパーク登録を目指しています。https://hidageo.com/

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