アクティブ・レンジャー日記 [中部地区]
#STAYHOME 乗鞍高原ってどんなとこ? ~昭和編~
2020年05月01日こんにちは。中部山岳国立公園管理事務所の関根です。
乗鞍高原を含む地域は、昭和9年に中部山岳国立公園に指定されました。
国立公園については、「日本の国立公園」のページで詳しくご覧いただけます!
昭和の時代には、山岳スキーの合宿が始まり、スキーガイド業が誕生しました。
また、乗鞍岳までエコーラインやスキーリフトが建設されたり、避暑と勉強を兼ねた学生村やスキー客を受け入れる宿が開業されたり、山岳観光が地域の新しい産業になってきたそうです!
仕事中の写真ではないですが、冬に乗鞍へアクティブレンジャー仲間で滑りに行きました。
派手に転びまくる初心者でも、この道数十年のベテランでも、みんなで乗鞍を楽しみました!
冬も夏も山岳観光が大きな産業になっていますね!
江戸時代編パート2とパート3で取り上げたような産業としての農業は減ったものの、
観光の影響もあり"そば"を始めとした郷土食は人気で、今でも乗鞍高原の名物となっています!
写真提供:齋藤佳代
歴史を改めて知ると、私自身ますます乗鞍が好きになってきます!
のりくら温泉郷HP内にも、乗鞍が好きな人のそれぞれのストーリーが載っています。
この大型連休は、#おうちでのりくらですが、このタイミングで乗鞍をさらに知っていただければと思います!
また、国立公園オフィシャルパートナーである、山と渓谷社さんが、4月29日(水)から5月10日(日)の間、期間限定で山岳雑誌を無料配信しています。
ゴールデンウィークは、#STAYHOMEで山を楽しみましょう!!
乗鞍高原の各施設も営業を自粛しております。
詳しくは、のりくら観光協会HPをご覧ください。
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中部山岳国立公園では、コロナウイルス感染拡大防止の政府方針を受け、当面の利用の自粛をお願いしています。早期収束に向け、みなさまのご理解ご協力をお願いいたします。
なお、この投稿は「#STAYHOME おうちで国立公園を楽しもう!プロジェクト」に基づいて実施しています。