アクティブ・レンジャー日記 [中部地区]
火山ガス救急救助訓練
2017年10月05日
中部山岳国立公園
こんにちは、立山自然保護官事務所の中山です。
朝晩は冷え込み、山では氷点下の日もあるようです。
そろそろ室堂でも雪が降るかもしれません。
さて、9月29日に山岳警備隊、消防本部、室堂の山小屋関係者等が集まって、火山ガス救急救助訓練を行いました。
この訓練では、室堂のエンマ台から大日展望台間で火山ガス事故を想定した連絡体制の確認や救助訓練を行いました。
【傷病者を発見し呼びかける】9月29日撮影
【傷病者を搬送】9月29日撮影
【無線で連絡を取り合う】9月29日撮影
火山ガス情報ステーションの監視員同士で無線連絡を取る様子。
地獄谷では噴気活動が拡大活発化しており、風向きや天候によってエンマ台から大日展望台の火山ガス濃度が高まる恐れがあります。
火山ガスの情報は、室堂ターミナルや立山自然保護センター、火山ガス情報ステーション、各山小屋の電光掲示板で得ることが出来ます。
火山ガスの対策として、水で濡らしたタオルやハンカチ等を口に当てることが有効ですので、ぜひお持ちください。
火山ガスに関しては、9月8日の記事もご覧ください。