アクティブ・レンジャー日記 [中部地区]
山の神
2020年06月18日
中部山岳国立公園
こんにちは。
上高地管理官事務所の松下です。
上高地には、開山祭、穂髙神社奥宮例大祭(明神池お船祭り)、閉山祭など、いくつかの神事があります。
去る、6月17日、西穂高岳登山口の近くにある大山神社で、「山の神」の神事が執り行われました。
「山の神」は、上高地で仕事をする樵(きこり)や猟師などにとって、山を守る神様だったそうです。
観光客や登山者の安全を祈願するとともに、今年は新型コロナウイルス感染症、自然災害の鎮静祈願も兼ねて、神事が執り行われました。
神事の日は、梅雨の合間の素晴らしい好天に恵まれました。
今年の上高地は、春から地震や雨による落石、土砂崩れが続いています。
神事の後、1日も早く、安全・安心な日々がくるよう、あらためて祈らせていただきました。
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上高地園内の遊歩道は、日々、状況が変わります。
上高地へお越しの際は、自然公園財団上高地支部のHP情報をご確認ください。
https://www.bes.or.jp/kamikochi/
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中部山岳国立公園では、新型コロナウイルス感染拡大防止に関する政府や各自治体の方針を受け、引き続き慎重な行動をお願いしています。中部山岳国立公園へお出かけの際には、各自治体や訪問先が発信している情報を事前にご確認いただき、3つの密の回避や手指の消毒など、感染防止対策にご協力ください。みなさまのご理解ご協力をお願いいたします。
なお、この投稿は「おうちで国立公園を楽しもう!プロジェクト」に基づいて実施しています。