アクティブ・レンジャー日記 [中部地区]
室堂の積雪期利用についてのお願い
2017年11月22日
中部山岳国立公園
こんにちは、立山自然保護官事務所の中山です。
11月30日を以て、立山黒部アルペンルートの営業は終了します。
室堂はすっかり雪に覆われた一面の銀世界、美しい光景が広がっています。
それは同時に、室堂は標高2450mの大変厳しい自然環境下にあることを意味しています。
そこで、利用者の安全確保と自然環境保全のため、室堂平周辺積雪期利用適正化協議会では「室堂平の積雪期利用ルール」を設けています。
詳しくは、環境省長野自然環境事務所のウェブサイトや以下のポスターをご覧ください。
環境省長野自然環境事務所 → http://chubu.env.go.jp/nagano/pre_2017/11.html
【左:室堂平の積雪期(秋期)利用ルール、右:室堂平の積雪期利用ルールマップ】
入山の際は、室堂ターミナル内の入山安全相談窓口にて必ずレクチャーを受けてください。
ターミナルの外にトイレはありませんので、携帯トイレを持参し、室堂ターミナル内の回収ボックスをご利用ください。
【携帯トイレ回収ボックス】
室堂ターミナル1階、ゴミ箱の右側にある黄緑色の蓋の小さな箱が、携帯トイレ回収ボックスです。
視界不良や雪崩による遭難の危険性がありますので、決して無理のない行動をお願い致します。
また、立山駅や扇沢駅に自家用車でお越しの際は冬用タイヤを装着のうえ、必要に応じてチェーンも装着してください。
【立山駅周辺の様子】11月21日撮影