アクティブ・レンジャー中部地区
レンジャー服特集
2024年12月13日 こんにちは。乗鞍・白骨アクティブ・レンジャーの中岡です。
乗鞍高原もかなり雪が積もってきました。今月に入ってから急に真冬のような気候になり、北アルプスのスキー場も続々オープンしています。今シーズンは楽しい冬になりそうです。
さて、今回は「レンジャー服」について取り上げてみたいと思います!
レンジャー服は、環境省のレンジャーやアクティブ・レンジャーなどの自然系職員が現地事務所等で着用するために作られた制服です。
現在のレンジャー服一式は、株式会社モンベルと共同開発した黄緑色のシャツ、チャコールグレーのパンツ、帽子(キャップまたはハット)及びベルトの四点からなり、日本全国さまざまな環境のフィールドで職員が安全に活動できるよう、同社の高機能な登山製品をもとに特注されています。レンジャー用の制服は以前から存在していたそうですが(ネクタイ付きの時代もあったそうです!)、現在の仕様にリニューアルされたのは、平成25(2013)年度だそうです。また、翌平成26(2014)年度には雨風を防ぐためのソフトシェル、ハードシェルも追加導入されました。
中部山岳国立公園管理事務所では、これらの被服は職員一名につき長袖三着、半袖三着、ズボン二着、ベルト一本、帽子一個、ソフトシェル一着が貸与されています。シャツ、パンツ、ソフトシェルには女性用があります。ハードシェルは、事務所単位の備品として必要時に貸出される扱いになっています。
気になる使い心地はどんなものでしょう?
まずはデザイン。胸のRANGERタグや袖のワッペンなど、遠くからでも一目で「レンジャーだ!」と分かってもらえる服なので、身に着けると気が引き締まる感じがします。
着心地は、モンベル製品なので速乾性、ストレッチ性、雨具の場合は透湿防水性など、登山ウェアとしての機能を一通り備えていますが、とりわけ優れているのはその頑丈さでしょうか。特にシャツは、巡視や登山道整備などでハードに着倒しても壊れません。何年も毎日着用し、少しずつ身体に馴染んでくると、なんだか愛着も湧いてきます。
レンジャー服については、過去のプレスリリース等もありますのでご覧ください(環境省および、モンベルの外部サイトに移動します)。
・環境省レンジャー(自然保護官)の制服リニューアル記者会見(環境省HP)
https://www.env.go.jp/guide/photo_report/report_57736.html
・環境省・レンジャー(自然保護官)の新しい制服をモンベルが製作(モンベルHP)
https://about.montbell.jp/release/disp.php?id=258
・さまざまな分野で仕事を支えるモンベル製品(モンベルHP)
https://www.montbell.jp/generalpage/disp.php?id=749