2022年05月20日【笹ヶ峰とり情報】
妙高戸隠連山国立公園 アクティブ・レンジャー 帖地千尋
芽吹きする木々が増え、新緑がまぶしい季節。
<乙見湖>天狗原山・金山・焼山
夏鳥たちもたくさん戻ってきています。
<キビタキ>
<オオルリ>
<センダイムシクイ>
<ニュウナイスズメ>
夏のあいだ火打山や妙高山の亜高山帯で生活するメボソムシクイや山地帯のクロジなども移動の途中で笹ヶ峰に立ち寄っているようです。
<クロジ>
いつもの鳥+この時期だけの鳥にも出会えてちょっとオトクな季節です。
2022年05月20日称名滝への遊歩道開通
中部山岳国立公園 一ノ枝亮輔
こんにちは。立山管理官事務所の一ノ枝です。
冬に発生した雪崩の影響で、今期通行止めとなっていた称名滝の遊歩道ですが、5月21日(土)から開通を行う目処がたったとのことで関係機関の皆さんと現地確認に行ってきました。
<称名滝へ向かう遊歩道>
なお、当面の間は、下記の時間帯のみの開通となります。
通行可能時間:
●桂台ゲート~称名平駐車場
7時00分~18時00分(5~6月、9~11月)
6時00分~19時00分(7~8月)
●称名遊歩道(称名平駐車場~称名滝展望台)
8時00分~17時00分(当面の間)
ゲート開通時間と遊歩道の開通時間が異なり、遊歩道は8時00分から通れますのでご注意ください。称名滝の観光をする方、登山者ともに遊歩道を通行する必要があります。
雪崩があった箇所には、監視員が配置されますので、指示に従い通行をお願いします。
<雪崩発生箇所。監視員の指示に従い通行をお願いします。>
<大日平・大日岳への登山口>
この時期の称名滝は雪どけ水も多く、水量が多いときにしか現れないハンノキ滝も見ることができ圧巻です。
<中央部流れているのがハンノキ滝>
<左が称名滝で落差350m。右がハンノキ滝で落差500mの圧巻のスケールです>
<ニリンソウがたくさん咲いていました。>
また、駐車場からすぐにある新しくなった称名平休憩所には称名滝をはじめ立山についての展示や大画面での映像を観ることができますので合わせてお立ち寄りください。
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中部山岳国立公園では、新型コロナウイルス感染拡大防止に関する政府や各自治体の方針を受け、「新しい生活様式」に沿った慎重な行動をお願いしています。中部山岳国立公園へお出かけの際には、各自治体や訪問先が発信している情報を事前にご確認いただき、3つの密の回避や手指の消毒など、感染防止対策にご協力ください。みなさまのご理解ご協力をお願いいたします。
2022年05月20日連休が終わって
中部山岳国立公園 立山 平松新一
こんにちは。中部山岳国立公園立山管理官事務所の平松です。
ゴールデンウィークが終わりました。室堂平に来られる方は少なくなりましたが、それでも去年よりも多くの方が訪れています。
雪は昨年よりも多く残っており、ターミナル出口から室堂山荘方面はまだ一面の銀正解です。一方、そこからみくりが池やエンマ台へ行くまでの歩道の大部分は雪がなくなって歩きやすくなりました。雄山や別山も雪が解け、黒い山肌が見えるようになってきました。
<ターミナルから室堂山荘方面にはまだまだ雪が残っています>
<みくりが池温泉横の歩道には全く雪はありません>
<山肌が見え始めた雄山>
雷鳥沢にもまだ数m雪が積もっています。現在野営管理所は一部改修工事に入っており、テント設営範囲が一部制限されています。キャンプ場利用の際は、管理所スタッフの指示に従ってください。
<改修に伴って仮設トイレが設置されます>
雪解けが進んでいるとは言え、室堂にはまだまだたくさんの雪が残っていますし、朝は寒く氷点下になることさえあります。暑いからと言って油断して室堂に来ると、寒さでこごえたり、足下が雪で濡れたり、冷たくなったりと大変なことになります。防寒着や防水仕様の靴など、十分な備えをしてお越しください。
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中部山岳国立公園では、新型コロナウイルス感染拡大防止に関する政府や各自治体の方針を受け、「新しい生活様式」に沿った慎重な行動をお願いしています。中部山岳国立公園へお出かけの際には、各自治体や訪問先が発信している情報を事前にご確認いただき、3つの密の回避や手指の消毒など、感染防止対策にご協力ください。みなさまのご理解ご協力をお願いいたします。
こんにちは、上信越高原国立公園の志賀高原です。
志賀高原へのアクセス道路は、冬期閉鎖がだんだんと解除されています。
■国道292号は4月22日に冬期閉鎖が解除され、群馬県側から渋峠を経て、志賀高原に通行できるようになっています。長野県山ノ内町側からは通年アクセスできます。
■県道(502号)奥志賀公園栄線は、一部区間の冬期閉鎖が解除され、5月20日から栄村秋山郷との行き来ができるようになりました。
また、このほかのアクセス道路の冬期閉鎖解除予定は次のとおりです。
■主要地方道(66号)豊野南志賀公園線での、高山村方面は5月25日15時に解除予定です。【web1参照】
■県道(502号)奥志賀公園栄線での、木島平村カヤの平方面は5月27日14時に解除予定です。【web2参照】
■県道(502号)奥志賀公園栄線の、カヤの平と野沢温泉村上の平の区間は6月10日14時に解除予定です。【web2参照】
これらの道路の冬期閉鎖解除により、志賀高原へのすべてのアクセス道路が通行できるようになります。
志賀高原のグリーンシーズンをどうぞお楽しみください。
他方、志賀高原管理事務所が担当する上信越高原国立公園の興味地点へのアクセス道路も、ほとんどの区間で冬期閉鎖が解除され、通行できるようになっています。
ただし、次の区間は通行止めが続いています。ご注意ください。
■木島平村カヤの平への清水平林道は5月27日に閉鎖解除予定です。【web3参照】
■須坂市の五味池破風高原に向かう一般県道五味池高原線(県道346号線)は、災害防除工事のため、冬期閉鎖から引き続いて5月31日まで通行止めです。【web1参照】
■須坂市の米子大瀑布へのアクセス道路である林道米子不動線は「災害復旧工事中のため、全面通行止めとなっています。林道開通は、早くても2023年5月以降の見込み」です。【web4参照】
これらの道路情報についての詳細は次のwebページで、ご確認ください。
なお、長野県の組織については、お手数ですが、URLをブラウザに張り付けてください。
・【web1】<https://www.pref.nagano.lg.jp/suzakaken/doro/seigen.html>長野県須坂建設事務所 道路情報について
・【web2】<https://www.pref.nagano.lg.jp/hokuken/doro/20191014.html>長野県北信建設事務所 道路情報
・【web3】< http://www.vill.kijimadaira.lg.jp/articles/2020051500012/ >木島平村 林道清水平線(糠千地区~カヤの平高原)通行状況について
・【web4】<https://www.city.suzaka.nagano.jp/contents/event/event.php?id=15504>須坂市 林道米子不動線(米子大瀑布へのアクセス道路)通行止めについて
さて、標高約1,500mにある蓮池の様子です。
蓮池周辺にある4基の解説標識は、冬期の雪害を避けるために地上部を撤去していました。グリーンシーズンを前に設置しました。
<5月18日撮影>
<ムラサキヤシオツツジが開花し始めました。5月18日撮影。>
<カエデも花をつけているものがありました。5月18日撮影。>
■新型コロナウイルス感染拡大防止のため、ご旅行にあたっては、出発前後の健康観察をしていただくようお願いします。また、旅行中も「密」の回避、周りの人と距離を確保できない場面でのマスク着用、手洗いなど、基本的な感染対策をお願いします。