ACTIVE RANGER

アクティブ・レンジャー日記 [中部地区]

中部地方環境事務所のアクティブ・レンジャーが、活動の様子をお伝えします。

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白山国立公園

139件の記事があります。

2021年08月06日白山では今年も継続中。外来植物対策!

白山国立公園 大石佳織

皆さん、こんにちは。

白山自然保護官事務所の大石です。

白山では山小屋(白山室堂と南竜山荘)の宿泊室が仕切り壁とカーテンで半個室状態となったり、日帰り登山者が増えたり、登山口などで検温が実施されたり・・・新型コロナウィルスの影響で、白山を取り巻く状況はこれまでと大きく変わりました。

現在も一部の施設が利用中止などの対応を余儀なくされています。

しかし、変わらないものもあります。

その一つは外来植物対策です。

外来植物は侵入すると、白山にもともと生えている植物(在来種、在来植物)の生育場所を奪ってしまったり、交配して雑種を作ったりします。

(低地のオオバコと雑種ができてしまう高山植物のハクサンオオバコ)

外来植物が増えて在来植物の生活場所を奪ってしまえば、美しい高山植物のお花畑がなくなり、街中でも見られるような外来植物の草原になってしまうかもしれません。

また、雑種ができてそれが広がると、高山植物の純粋な種が永遠に失われてしまうかもしれません。

(白山のお花畑。この光景は守りたい。)

白山国立公園では、実際に外来植物だらけになってしまった場所や、雑種ができてしまった事例があります。

そこで、新たな侵入を防ぐために、今年も多くの登山口に種子除去マットやブラシを設置して、皆さんの靴から種が侵入するのを防ごうとしています。

(左:種子除去マット 右:種子除去ブラシ)

使い方は簡単。

マットやブラシで靴底などに付いた泥を落とせばOK!

こうすれば、泥と一緒に外来植物の種が落ちて、あなたも白山の自然を守るための行動を1つ取ったことになります。

  • ■ 知ってたらちょっと"通な人"かも

    ところで、種子除去マットやブラシがあるのは登山口だけではないということをご存知ですか?

    登山口から離れた山の上にある小屋周辺などでマットやブラシを見かけて、不思議に思いながら靴をぬぐった方がいるかもしれません。

    なぜこんなところに種子除去マットなどがあるのでしょうか。

    答えは、人が集う場所では外来植物が増えやすいからです。

    では、なぜ山の上で増えるのでしょうか。

    それは、外来植物の種を人が運んでいるからです。

    「登山口でマットを利用したのに、なぜ???」

    と思う方もいるかもしれませんが、あなたのザックやおしりに外来植物の種が潜んでいるかもしれません。

    さあ、自宅を出発してから登山を開始するまでの間を振り返ってみましょう。

    皆さんの中には、登山口などで一度はザックを地面に下ろしたり、地面に腰を下ろしたりする人もいるでしょう。そう、種たちはその瞬間を逃しません。いくつかの種がザックやおしりにくっつきます。

    白山の山の上以外でテントを張れば、テントなどの道具にも種がくっつきます。

    ザックやおしりに種がくっついたことを知らない私たちは、登山口の種子除去マットで登山靴をぬぐって、対策もばっちり!と意気揚々と登山を開始します。

    そして、広場や避難小屋など、休憩に適した場所にたどり着くとザックを下ろして、一休みしたり食事をしたり、思い思いに過ごします。テント場につけば、もちろんテントを広げるでしょう。


    (人が集い、休む場所の一つ、山頂。)

    このとき、ザックやおしり、テントなどにくっついた種が落ちれば、外来植物侵入の第一歩です。

    このため休憩する人が多い避難小屋や山頂、広場では外来植物が生育していることがよくあります。そして、たくましく生長して花をつけ、種を実らせ、地面に落とします。その種を私たちは靴にくっつけて、さらに外来植物を広げる手助けをしてしまいます...。

    このため、山の上にも種子除去マットやブラシを設置しています。
    登山道に外来植物が育ってしまっていることもあるので、休憩場所を利用していないという方も、ぜひ利用してくださいね。


    (南竜ヶ馬場の種子除去マット)

    そして、特に利用してほしいのは、南竜ヶ馬場の南竜山荘や野営場(テント場)のあるエリアに設置されているマットです。
    山小屋周辺やテント場は特に外来植物が多いので、このエリアから「出る時」には、種子除去マットの利用をお忘れなく!

    高山植物が咲き乱れる白山の美しい光景が、いつまでも変わらず残されるように、これからもご協力をお願いします。

    <感染拡大防止対策への協力のお願い>

    園地や登山道はご利用いただけますが、以下の感染拡大防止対策へのご協力をお願いします。

     ・発熱や咳等の風邪症状の見られる方は利用をお控えください。

     ・人と人との十分な間隔(できるだけ2mを目安に)をおとりください。

     ・マスク、消毒液の持参及び使用をお願いします。

     ・感染予防のため、手洗いの徹底をお願いします。

     ・この他、感染拡大につながる行動の自粛をお願いします。


    ※新型コロナウィルス感染症の拡大防止のため、野営場などで休園等の対応をとっているところがありますので、ご注意ください。

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2021年08月02日【お知らせ】白山国立公園 中宮温泉ビジターセンターの利用中止について

白山国立公園 大石佳織

皆さま、こんにちは。

白山自然保護官事務所の大石です。


本日は白山国立公園の施設の利用中止について、お知らせです。

新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため石川県有施設が休館等を行っていることを踏まえ、中宮温泉ビジターセンター(中宮展示館)について、令和3年7月31日から当面の間、利用を中止させていただいています。
なお、市ノ瀬ビジターセンターは登山等の安全管理のため開館を継続しています。


詳細や最新の情報は中部地方環境事務所のホームページでお知らせしますので、下記のページでご確認いただければ幸いです。

 中部地方環境事務所 URL:http://chubu.env.go.jp/index.html


<連絡・問い合わせ先>

 中部地方環境事務所 白山自然保護官事務所

 電話番号:076-259-2902

利用者の皆さまにはご迷惑をおかけしますが、ご理解とご協力をお願いいたします。

  • ■ その他施設について

中宮温泉ビジターセンターの他にも、石川県の施設では利用中止等の対応を取っている施設がありますので、ご注意ください。

<野営場>

南竜ヶ馬場野営場、市ノ瀬野営場、中宮野営場は利用を中止しています。

詳細は石川県白山自然保護センターへお問い合わせください。

・石川県白山自然保護センター 

 電話:076-255-5321



<山小屋>

白山室堂、白山雷鳥荘、南竜山荘は利用や予約に制限があります。

詳細は各山小屋へお問い合わせください。

・白山室堂/白山雷鳥荘(白山ベストガイド 白山観光協会、外部リンク)

 URL: http://www.kagahakusan.jp/index.html

・南竜山荘(PLAYはくさん 白山市地域振興公社、外部リンク)

 URL: https://city-hakusan.com/

<感染拡大防止対策への協力のお願い>

園地や登山道はご利用いただけますが、以下の感染拡大防止対策へのご協力をお願いします。

 ・発熱や咳等の風邪症状の見られる方は利用をお控えください。

 ・人と人との十分な間隔(できるだけ2mを目安に)をおとりください。

 ・マスク、消毒液の持参及び使用をお願いします。

 ・感染予防のため、手洗いの徹底をお願いします。

 ・この他、感染拡大につながる行動の自粛をお願いします。


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2021年07月08日白山国立公園の登山者カウンターについて

白山国立公園 森由利子

こんにちは!白山アクティブレンジャーの森です。

7月に入りいよいよ暑くなってきましたね。

事務所所在地である白峰は標高500メートル付近なのですが、夜は半袖でないと蒸して眠れなくなってきました。

さて、白山では山開きの少し前に登山者カウンターの設置を行いました。

登山口でこんな物体を見たことはありませんか?

これは登山者カウンター

この物体の名称は「登山者カウンター」といいます。

登山者の通った日時や方向(入山か下山か)をカウントしてくれます。

これによって登山道がどの時期にどの程度利用されたかある程度把握できます。

白山は登山者カウンターの数が他公園よりもかなり多いです。

令和3年度は一部設置出来ない箇所があり、計17箇所に設置しました。

いっぱいあるよ~~。

カウンターの設置数が多いので事務所には大量のカウンターが・・・この受け渡し準備として動作点検、最終チェックを事務所で行っております。

車庫からはみ出したカウンター

カウンター作業引き続き

一つ一つチェックしてこの膨大な量のケースの中にしまっていきます。

太陽光パネルの状態、バッテリーの電圧やリモコン動作チェックなどなど、かなり大変な作業です!

細かく点検記録や備品チェックをしておかないと記録が取れていなかったり、設置の際の部品が足りなくて後日再設置ということになってしまいます。

こうして設置した登山者カウンターの記録は国立公園を適切に維持管理するために役だっております。

皆様も登山口付近で彼らをみかけたら「いつもお疲れ様です!」と心の中で声をかけてあげて下さいね。

カウンターだよっ!

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2021年06月29日白山 花咲き始め♪ ただし、残雪に注意!

白山国立公園 大石佳織

皆さん、こんにちは。
白山自然保護官事務所の大石です。

白山は71日からいよいよ夏山シーズンが始まります。
白山国立公園の山々にはまだ雪が残っている状況ですが、624日に開山前の登山道の状況を確認してきたのでご紹介します。

(平瀬道からの白山。6月24日撮影)

今回確認に行ったのは、白川郷などでも有名な岐阜県白川村に位置する大白川登山口から登る「平瀬道」です。

この平瀬道は変化があって、とても楽しいルートです。
登り始めは豊かなブナ林なので、森の空気を深呼吸で思いっきり吸い込みながら登ります。

(平瀬道のブナ林)
足元では、ユキザサやマイヅルソウなどが線香花火のようなかわいらしい花を見せてくれています。

(足元に咲くマイヅルソウ)

さらに登るとダケカンバの疎林になり、視界が開けて眼下に白水湖が見えてきます。

(振り返ると白水湖)

明るい場所ではブナ林の中とは違う花々が足元に現れます♪

(左:ツマトリソウ 右:ハクサンチドリ♪)


(左:コイワカガミ 右:ミヤマキンポウゲ)
低木の陰では、キヌガサソウやサンカヨウも咲いていました!

(キヌガサソウ♪)

こんな風に
とても楽しい道ですが、この季節はまだ残雪もあります。
大倉山避難小屋付近から残雪が現れ始め、避難小屋の上部には雪渓がありました。

(谷底へ続く雪の斜面。6月24日撮影)
雪に覆われた斜面を横切るのですが、足を滑らせると大変危険です。
私たちは軽アイゼンを装着し、足元に気を付けて慎重に進みました。

(平瀬道の雪渓を進む。624日撮影)

夏山シーズン到来ではありますが、白山山頂へ向かう登山道は平瀬道に限らず残雪があります。
登山口は
盛夏と変わらない様子に見えても、途中、突然雪の急斜面が現れることがあります。雪の斜面は登りは簡単に進めても、下りがとても怖いこともあります。やわらかいスニーカーなどは足場を作れず危険なので、しっかりとした靴やアイゼンなどをご準備ください。

登られる方は事前の情報収集と、十分な装備をご準備ください。また、残雪があると雪のない登山道を歩くよりも時間がかかることもあるので、いつも以上に余裕を持った計画を立ててくださいね。


(水色線の箇所が今回紹介した場所)

<新型コロナウィルス感染防止にご協力ください>

・発熱や咳等の風邪症状の見られる方は登山をお控えください。
・人と人との十分な間隔(できるだけ2mを目安に)をおとりください。
・休憩時でも密集を避けてください。
・すれ違いの時の挨拶はお控えください。
・ゴミは密閉してお持ち帰りください。
・避難小屋を利用する際は、窓を開けて換気を良くし、利用後は窓を閉めていただきますようご協力をお願いします。
・この他、感染拡大につながる行動の自粛をお願いします。

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2021年06月16日【お知らせ】白山国立公園 施設の利用再開! と トイレ工事について

白山国立公園 大石佳織

皆さま、こんにちは。
白山自然保護官事務所の大石です。

本日は白山国立公園の施設の利用再開と施設内のトイレ工事について、お知らせです。

■ 施設の利用再開
石川緊急事態宣言を受け、新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、利用中止としていた市ノ瀬ビジターセンター、市ノ瀬休憩所及び中宮温泉ビジターセンター(中宮展示館)について、令和3年6月14日より、利用を再開しました。
なお、ご利用の際は、マスク着用や手指の消毒等、感染対策をお願いしますね。


石川緊急事態宣言が出ている間に季節は進み、市ノ瀬(標高830m)や中宮(標高600m)など、ビジターセンターがある辺りは木々の緑がすっかり濃くなっています。

(中宮ビジターセンター・中宮展示館前。6月15日撮影)
標高が低い町中は気温が高く、蒸し暑いというニュースを耳にするようになっていますが、このあたりはまだまだ涼しく爽やかです。

■ 中宮温泉ビジターセンター内のトイレ工事
中宮温泉ビジターセンター(中宮展示館)も6月14日(月)から今年の開館が始まりましたが、現在、トイレの改修工事を行っています。

このため、トイレと一部施設の利用を中止しています。
トイレについては、白山林道石川管理事務所さんの公衆トイレが隣接して在りますので、そちらをご利用ください。

今回の改修工事では、和式トイレの洋式化やトイレ入り口にあった階段を撤去してバリアフリー化を行います。


(解体工事の様子)
6月末頃までは古い設備の解体工事で、廃材の搬出を行うことがあります。
このため、6月末頃までの平日は、正面入り口から左側の展示エリア(白山の地質や化石、高山植物、中宮散策に関する展示)に入ることができません。

(ビジターセンター入り口。左側の展示エリアは平日はご利用いただけません。土日はご利用いただけます。)

建物右側の森や川の生き物、白山と人の関わりについて学べる展示エリアは、常時ご利用いただけますので、どうぞご利用ください。

(右側の展示エリアはご利用いただけます。)

しばらくの間、皆さまにはご不便とご迷惑をおかけしますが、ご理解とご協力をお願いいたします。


<お願い>

新型コロナウィルス感染拡大防止対策へのご協力をお願いします。

 ・発熱や咳等の風邪症状の見られる方は利用をお控えください。

 ・人と人との十分な間隔(できるだけ2mを目安に)をおとりください。

 ・マスク、消毒液の持参及び使用をお願いします。

 ・感染予防のため、手洗いの徹底をお願いします。

 ・この他、感染拡大につながる行動の自粛をお願いします。


<連絡・問い合わせ先>

中部地方環境事務所 白山自然保護官事務所

電話番号:076-259-2902

詳細や最新の情報は中部地方環境事務所のホームページでお知らせしますので、下記のページでご確認いただければ幸いです。
中部地方環境事務所 URL:http://chubu.env.go.jp/index.html

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2021年05月31日【お知らせ】期間延長:白山国立公園 市ノ瀬ビジターセンター、中宮温泉ビジターセンター等の利用中止について

白山国立公園 白山 大石佳織

皆さま、こんにちは。

白山自然保護官事務所の大石です。

本日は白山国立公園の施設の利用中止の期間延長について、お知らせです。


石川県では5月12日から「石川緊急事態宣言」が発令され、石川県内にあるビジターセンター等の施設を利用中止にしてきました。
当初は利用中止の期間を5月31日までの予定としていましたが、石川県緊急事態宣言が6月13日(日)まで延長されていることから、施設の利用中止期間も延長することになりました。

利用者の皆様にはご迷惑をおかけしますが、ご理解とご協力をお願いいたします。

<利用中止の期間>

 2021年5月12日(水)~当面の間(6月13日(日)までを予定)

 ※ 利用再開については、感染状況を踏まえて決定し、中部地方環境事務所のホームページにてお知らせいたします。


<利用中止の施設>

 ・市ノ瀬ビジターセンター :石川県白山市白峰(市ノ瀬)

 ・市ノ瀬休憩所 :石川県白山市白峰(市ノ瀬)

 ・中宮ビジターセンター(中宮展示館) :石川県白山市中宮

 ※ 市ノ瀬地区及び中宮地区の屋外トイレはご利用いただけます。


<感染拡大防止対策への協力のお願い>

市ノ瀬地区周辺の園地(市ノ瀬園地、岩屋俣谷園地、根倉谷園地)の園路・探勝路は利用中止にはなっていませんが、以下の感染拡大防止対策へのご協力をお願いします。

 ・発熱や咳等の風邪症状の見られる方は利用をお控えください。

 ・人と人との十分な間隔(できるだけ2mを目安に)をおとりください。

 ・マスク、消毒液の持参及び使用をお願いします。

 ・感染予防のため、手洗いの徹底をお願いします。

 ・この他、感染拡大につながる行動の自粛をお願いします。


<連絡・問い合わせ先>

 中部地方環境事務所 白山自然保護官事務所

 電話番号:076-259-2902

詳細や最新の情報は中部地方環境事務所のホームページでお知らせしますので、下記のページでご確認いただければ幸いです。
中部地方環境事務所 URL:http://chubu.env.go.jp/index.html



白山国立公園内は新緑が眩しい季節になってきました。

(ブナの新緑)
開館を再開出来る日が早くきますように・・・。

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2021年05月11日【お知らせ】白山国立公園 市ノ瀬ビジターセンター、中宮温泉ビジターセンター等の利用中止について

白山国立公園 大石佳織

皆さま、こんにちは。

白山自然保護官事務所の大石です。

本日は白山国立公園の施設の利用中止について、お知らせです。


全国で新型コロナウィルス感染症が猛威を振るっており、石川県では「石川緊急事態宣言」が発令されました。
これを受け、感染拡大防止のため、石川県内にある市ノ瀬ビジターセンター、市ノ瀬休憩所及び中宮温泉ビジターセンター(中宮展示館)について、2021年5月12日~5月31日(予定)まで利用を中止させていただきます。

利用者の皆様にはご迷惑をおかけしますが、ご理解とご協力をお願いいたします。

<利用中止の期間>

 2021年5月12日(水)~5月31日(月)まで(予定)

  •  ※ 利用再開については、感染状況を踏まえて決定し、中部地方環境事務所のホームページにてお知らせいたします。


<利用中止の施設>

 ・市ノ瀬ビジターセンター      :石川県白山市白峰(市ノ瀬)

 ・市ノ瀬休憩所           :石川県白山市白峰(市ノ瀬)

 ・中宮ビジターセンター(中宮展示館):石川県白山市中宮

  •  ※ 市ノ瀬地区及び中宮地区の屋外トイレはご利用いただけます。

<感染拡大防止対策への協力のお願い>

市ノ瀬地区周辺の園地(市ノ瀬園地、岩屋俣谷園地、根倉谷園地)の園路・探勝路は利用中止にはなっていませんが、以下の感染拡大防止対策へのご協力をお願いします。

 ・発熱や咳等の風邪症状の見られる方は利用をお控えください。

 ・人と人との十分な間隔(できるだけ2mを目安に)をおとりください。

 ・マスク、消毒液の持参及び使用をお願いします。

 ・感染予防のため、手洗いの徹底をお願いします。

 ・この他、感染拡大につながる行動の自粛をお願いします。


<連絡・問い合わせ先>

中部地方環境事務所 白山自然保護官事務所

電話番号:076-259-2902

詳細や最新の情報は中部地方環境事務所のホームページでお知らせしますので、下記のページでご確認いただければ幸いです。
中部地方環境事務所 URL:http://chubu.env.go.jp/index.html

これまでのような生活を取り戻せず、ストレスを抱えている方も多いと思います。私も「またか・・・」と感じたり、ネガティブなことを考えたりしてしまうことがありますが、仕事でご一緒する方々から前向きになれる言葉をいただくことがあります。私がいただいた言葉をお裾分けします。

「山も自然も逃げずにじっとそこにありますので、焦らず、また皆さんで笑顔と共に活動できる日を待ちましょう。」

「静かに身近な草木をのぞき込んだりして、今を乗り切りましょう。」
(どちらも少し言葉は変えています。)

(身近な草木、事務所前の街路樹トチノキをのぞき込む・・・というより見上げると、つぼみが♪)

新型コロナウィルスの感染状況が落ち着き、皆さんにまた利用していただける日が一日も早く訪れることを願っています。

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2021年04月30日白山の眺望も良し❤春の岩屋俣谷園地を楽しむ

白山国立公園 大石佳織

皆さん、こんにちは。
白山自然保護官事務所の大石です。


石川県道白山公園線の冬期通行止めが428日に解除され、約5ヶ月ぶりに市ノ瀬地区へアクセスできるようになりました。市ノ瀬ビジターセンターも429日に開館し、ようやく白山国立公園にも春がやってきました。

(市ノ瀬地区で咲く春の花、キクザキイチゲ。426日撮影)

通行止めが解除される少し前、私たちは道路管理者の許可を得て、市ノ瀬地区で環境省が管理している施設や園地の安全確認に行ってきました。

冬の間に、雪の重みで木が倒れたり、木道が傷んだりすることがあります。
木の場合、完全に倒れきっていればまだいいのですが、時々、倒れそうだけど何とか立っているような木があります。このような木は、あるとき突然倒れてくることがあり、とても危険です。
このため、私たちは登山道沿いに危険な木や危ない場所がないか、巡視で確認をしています。

(実際に歩いて安全を確認していきます。426日)

岩屋俣谷園地では、巡視の結果、市ノ瀬口から登るコースについては、すぐに倒れる恐れのある木はないことが確認されました。2019年から通行止めの原因になっていた倒れかけの大きな木は昨年除去したため、市ノ瀬口からブナ平を周回するコースはこの春から通れるようになりました!

なお、今宿口から白山展望台までの区間は、倒れそうな枯死木があること、階段が破損して通行が危険な箇所があることから、引き続き通行止めにしています。皆さまにはご迷惑・ご不便をおかけし、申し訳ありませんが、通行が可能になるまでお待ちください。

(岩屋俣谷園地と市ノ瀬周辺の地図)
赤色線で示した箇所は現在も通行止めの区間で、黄色線で示した箇所はこの春、通行止めを解除した区間です。


ところで、巡視をしていてつくづく感じたのですが、春は変化が大きい季節ですね。岩屋俣谷園地は雪解けが一気に進みました。

419日のブナ平)

426日のブナ平)
標高1190m付近のブナ平は1週間で雪がなくなりました。

白山の雪もこの通り。

419日の白山)

426日の白山)
いずれも標高985mの白山展望台から撮影しました。
白山はさすがにまだまだ雪山ですが、黒いところが増えました。季節が進んでいるのがわかります。

そして、
巡視の時、木々が葉を広げる前だからこそ楽しめるものにたくさん出会いました。

<その1:曲がった木>
葉が茂っていない季節、森の中は見通しがききます。
そこで私が気になるのは木の根元。
白山周辺の山々では斜面の木々の根元が曲がってるんですよ。

(みんなそろって曲がってる。4月19日撮影)
私が育った関西ではこんな木を見た記憶がありません。
実はこれ、豪雪の影響なんだそうです。
詳しくはいつか改めてご紹介したいと思います。
雪の少ない地域の皆さん、白山にお越しの際は、ぜひ木の形にもご注目ください!

<その2:クマ棚>
上を見上げると、木の高いところに枯れ枝が集まっていることがあります。

(木の高いところに枯れ枝の塊が・・・)
これは前年の秋に、ツキノワグマが木に登って木の実を食べた痕で、クマ棚と呼ばれています。観察すると、思いのほか高い場所、細い枝まで登っているのがわかります。ツキノワグマって木登りが上手なんですね。これも木々に葉が茂っていないからこそ見えるものです。

<その3:鳥たち>
葉っぱがないと、
木々の間を飛び交う鳥たちがよく見えます!
巡視中、コゲラ、アオゲラ、シジュウカラ、コガラ、ヤマガラ、ゴジュウカラ、カケスなど様々な鳥を観察できました。子育ての季節を迎えた鳥たちが、忙しく飛んだり、駆けたりして一生懸命エサを探す様子はとてもかわいかったです♪

(忙しく駆け回っていたコゲラ。小さい画像でごめんなさい。426日撮影)
双眼鏡を持って、朝から散策すれば、もっといろんな鳥に出会えるかもしれません。

こんな風に春先も白山国立公園では、自然のおもしろい姿を観察することができます。

皆さんが訪れるときにはどんな景色になっているでしょうか。その時、白山が見せてくれる姿を楽しんでいただけたら嬉しいです。

(水色の下線箇所が今回紹介した場所)

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2021年04月23日白山国立公園パークボランティア写真展 石川県庁で開催中!5月5日まで。

白山国立公園 大石佳織

皆さん、こんにちは。
白山自然保護官事務所の大石です。

(4月22日の白山、白峰の西山から撮影)
先週末の冷え込みで、4月19日は白い白山に逆戻りしていました。しかし、今日はまた黒い部分が出てきていました。季節は一進一退の様子です。

さて、今年も白山国立公園パークボランティア写真展を開催しています。
先月末から先週は、石川県小松市にある木場潟公園の中央園地にあるメダカハウスで開催していました。桜の開花とタイミングがぴったりあったため、公園に散歩に訪れた近隣の方々に見ていただけたようです。

そして、本日、4月22日(木)から5月5日(水)の期間は、石川県庁19階の展望ロビーで開催しています。入館、観覧は無料です。

(会場の様子)
昨日、3名のパークボランティアと一緒に展示をしてきました。


(展示作業の様子)

写真展はひゃくまんさん(石川県の魅力をPRするため活動しているマスコットキャラクター)に向かって左手の方で開催中です。

(展望ロビーにいるひゃくまんさん)
展望ロビーからは金沢の街、日本海、そして白山の大パノラマを楽しむことができます。白山はひゃくまんさんがいる側の窓から見えますよ。

県庁にお越しの際や、近隣にお住まいの方など、よろしければ足をお運びください。

なお、新型コロナウイルス感染防止のため、マスクの着用や手指の消毒、密集・密接を避け、人との間隔を十分に取ること、会話は控えめにすることなどにご注意の上、ご来場ください。また、せき、発熱、強い倦怠感(けんたいかん)など症状がある場合はご遠慮ください。
ご理解、ご協力の程、どうぞよろしくお願いいたします。

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2021年04月16日白山 冬から春へ

白山国立公園 大石佳織

皆さん、こんにちは。
白山自然保護官事務所の大石です。
今年度もよろしくお願いします。

(事務所前の桜)
白山自然保護官事務所がある石川県白山市白峰は、この冬は雪が短期間で一気に積もりましたが、雪解けはあっという間でした。桜は全国では3月中に開花や満開のニュースがあり驚いていたのですが、事務所前の桜は4月5日に咲いているのを確認しました。例年よりやはり早いようです。

白山の様子はというと・・・

(3月上旬の白山。白峰の山から撮影)


(4月15日の白山。石川県小松市木場潟公園から撮影)
まだまだ雪がありますが、雪解けが進んで黒い部分が増えてきました。

さて、白山は日本有数の豪雪地域に位置し、冬になるとたくさんの雪が降ります。
これは、大陸からの冷たい風が、暖かい日本海(対馬暖流)の上を通り過ぎるときに水分をたくさん含み、白山にぶつかって上昇するうちに冷やされて、水分を雪として落とすためです。

雪が降ると道路や屋根の除雪などで大変な思いをしますが、豊富な雪解け水は私たちの生活用水や稲作など農作物を育み、豊かな恵みをもたらします。

(今年1月の白峰の積雪状況。道路は除雪されています。)

恵みだけでなく、雪そのものを楽しむこともできます。
この冬は2つの雪を楽しむ活動が開催されました。
1つは白山市と協力して開催された市内の小学生を対象としたイベントで、スノーシューを履いて冬ならではの自然を観察したり、宝探しをしながら雪の層を観察したり・・・白山に降る雪について学んでもらいました。

(スノーシューを履いて自然観察)

(雪を掘って観察)

もう1つはレンジャーの仕事を体験する「子どもパークレンジャー」の活動で、雪洞を作ったり、雪合戦をしたりしながら雪とふれあい、白峰で伝統的に使われてきた「かんじき」を履いて冬の森へ出かけ、自然調査体験をしてもらいました。

(かんじきで冬の森へ・・・)

(おとなチーム対こどもチームの雪合戦。身軽な子どもたちが勝ちました)

白山国立公園は例年4月下旬頃もう少しすると各地の道路の冬期通行止めが徐々に解除されていきます。
夏山シーズンはまだまだ先ですが、春の散策やハイキングの季節まであと少しです。
皆さま、もうしばらくお待ちください!

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