アクティブ・レンジャー日記 [中部地区]
只今、準備中
2009年02月27日
松本
12月から定期的に冬期利用調査のため乗鞍高原を歩いてきました。夏に比べると木々の緑や花がなく色の少ない一面の雪原は、長い冬の眠りについているように思われますが、よく見ると至る所に生き物たちの息遣いが感じて取れます。ノウザギ、キツネ、カモシカの足跡・・・動物はもちろん、植物も眠ってはいません。雪の上で見つけたこの芽はなんでしょう?
答えはレンゲツツジです。1月に撮影したもの。最も寒い時期でもこんなに膨らんでいたんですね。着々と春に向けて準備を整えているようです。通常1つの花芽の中に数個の花が入っています。この中にはいくつ隠れているのでしょうか。
雪解けが進みミズバショウの花も咲き終わった5月下旬、ようやくつぼみが顔を出しました。ここからは急展開を見せます。
1週間たたずして、早い株には花らしいものが見えてきました。なるほど、1か所から複数の花が出ているのがよく分かります。
そして満開!
6月中旬、初夏の高原をあざやかに彩ります。
レンゲツツジは別名オニツツジ。この激しい色が鬼を思わせるためだとか。
レンゲツツジには毒があり、牧場では家畜も食べずに残すためレンゲツツジが大群落を形成。子供の頃道端に咲いていたツツジの花の蜜を吸って楽しんだ記憶がありますが、レンゲツツジは蜜も有毒なのでうかつにすすっては危険ですね。
答えはレンゲツツジです。1月に撮影したもの。最も寒い時期でもこんなに膨らんでいたんですね。着々と春に向けて準備を整えているようです。通常1つの花芽の中に数個の花が入っています。この中にはいくつ隠れているのでしょうか。
雪解けが進みミズバショウの花も咲き終わった5月下旬、ようやくつぼみが顔を出しました。ここからは急展開を見せます。
1週間たたずして、早い株には花らしいものが見えてきました。なるほど、1か所から複数の花が出ているのがよく分かります。
そして満開!
6月中旬、初夏の高原をあざやかに彩ります。
レンゲツツジは別名オニツツジ。この激しい色が鬼を思わせるためだとか。
レンゲツツジには毒があり、牧場では家畜も食べずに残すためレンゲツツジが大群落を形成。子供の頃道端に咲いていたツツジの花の蜜を吸って楽しんだ記憶がありますが、レンゲツツジは蜜も有毒なのでうかつにすすっては危険ですね。