中部地方のアイコン

中部地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [中部地区]

白く輝く乗鞍高原

2007年01月21日
松本
今日は、乗鞍高原(一の瀬園地)の冬季利用を調査してきました。
現在の積雪は50?70センチくらいでしたが、日曜日なので40?50人の利用者が冬の高原を楽しまれていました。

冬の一の瀬園地を紹介します。※雪解けは例年4月下旬頃です
<駐車場>
県道から奥は除雪されていないので、駐車場は観光センターのある第1駐車場となりますが、いがやスキー場の駐車場も使われています。
<装備>
一般的な装備は、スキーウエアにスノーシューかクロスカントリースキーです。半日程度の日帰りの方が多いようです。
<トイレ>
一の瀬園地内のトイレで冬季も使えるのは、園地入り口付近にある公衆トイレだけです。このことは意外と知られていないかも知れません。※無雪期はここまで車で入れます
<コース>
一の瀬園地内は自由に利用できますが、積雪が多いときはトレースの多い場所の方が歩きやすいです。一般的にはあざみ池までの往復か、まいめの池周辺が景観もよく、利用が多いようです。池よりも奥の道は分かりづらい所があることと、時間がかかるため一般的とは言えないようです。また、沢に水の流れがあるため、渡る場所が限られています。

↓ネイチャープラザ一の瀬(冬季閉鎖中)と公衆トイレ


↓まいめの池から、道路沿いにずっと奥に入った場所からの景観

※この付近はトレースも少なく、道に迷います。

↓冬のあざみ池

凍っており、雪上に足跡が残されていました

※利用者が多いとはいえ、係員もパトロールもいない標高1500mの雪原です。それなりの装備と経験、あるいはガイドが必要です。