アクティブ・レンジャー日記 [中部地区]
安曇小6年生と外来植物除去(その2)
2016年09月06日
上高地よりこんにちは。
安曇小学校6年生との外来植物除去活動(その2)をお知らせします。
気持ちの良い晴れ空の下、外来植物を除去しました!
今回の活動は、人通りの多い田代橋、穂高橋周辺でシロツメクサの抜き取りです。
【田代橋から穂高方面を見る】 多くの人が写真を撮るスポットです♪
【穂高橋・田代橋のたもとで除去】 長い根っこを引き抜いています! 集中しています!
シロツメクサといえば、四つ葉のクローバーを探したことや、花冠を作ったこと、ウサギにあげたこと、密を吸ってみたことなど(その他もろもろ)何かしらステキな思い出があることでしょう。
「え?じゃあなんで除去しちゃうの?」と思う方もいるかと思います。
外来植物といっても、シロツメクサ自体が悪い植物というわけではないのです。ここ'上高地'に生えてしまったから除去するのです。上高地にもともとある植物の生育環境が奪われないために除去するのです。
【並んで除去】 みんな黙々と活動しています!
前回は、エゾノギシギシ。縦になが~い根を掘って、掘って、一生懸命除去しました。
今回は、横になが~く這い回る根を追って、追って、一生懸命除去してくれました。
【根っこを追って・・・】 横に這う根を逃さず除去しようと頑張っています!
人通りの多い場所だったので、「頑張ってるね」「ご苦労様」と声をかけられる場面も多く、児童たちにとってやりがいのある活動になったことと思います。
これからも、この"宝もの=上高地という自然"を大切にしていくために、自分たちにはどんなことができるのか考えながら過ごしてほしいなと思います。