アクティブ・レンジャー日記 [中部地区]
針葉樹の森でスノーシューハイキング
2010年02月25日
松本
冬の乗鞍高原では、スキーはもちろんスノーシューやクロスカントリーでの雪上散策を楽しむ人が多く訪れます。休日明けに利用状況調査を行ったところ、至る所にたくさんの踏み跡がありました。
今回調査したのは、通称「子りすの径」と「原生林の小径」と呼ばれている2つの路線をつなげたルート。標高1,800mの三本滝平から牛留池まで全体的に緩やか(たまに急)な下りで、静かな針葉樹林や開放的な湿原を通ったりと変化に富んだ、2時間程度の人気コースです。
「子りすの径」入口はこちら。
乗鞍高原温泉スキー場の国設第1クワッドリフトに乗って三本滝平へ。ゲレンデを横切ったところに入口標識があります。
積雪は160cm。最近まとまった降雪がなく、春の陽気で雪はしまり沈むことはありませんが、湿った雪がスノーシューにべたべたくっついて重いです。
針葉樹林の中は見通しが悪く、初めての方は道迷いにご注意ください。何を隠そう、私も予定ルートを外れてしまいました・・・
樹林を抜けると一気に空間が開け、孫市平にある東大ヒュッテ前の広場からは乗鞍岳を望むことができます。
暖かい日差しに包まれてランチタイム中のグループ。絶好のポジションですね。
湿原を通って一旦車道(除雪しないので車両は冬期通行止めです)に出てから、次は原生林の小径へ。ふと目にとまった不思議な木。
どれが幹なのか根っこなのか??? よく見ると、サワラとコメツガの2種類の木が合体していました。切株か倒木から芽生えて成長したサワラの木、その根を苗床として芽生えたのがコメツガ、その後切株が朽ち果ててなくなり空間が残った・・・といったところでしょうか。木一本(2本?)の生い立ちを想像してみるのも楽しいものですね。
今回調査したのは、通称「子りすの径」と「原生林の小径」と呼ばれている2つの路線をつなげたルート。標高1,800mの三本滝平から牛留池まで全体的に緩やか(たまに急)な下りで、静かな針葉樹林や開放的な湿原を通ったりと変化に富んだ、2時間程度の人気コースです。
「子りすの径」入口はこちら。
乗鞍高原温泉スキー場の国設第1クワッドリフトに乗って三本滝平へ。ゲレンデを横切ったところに入口標識があります。
積雪は160cm。最近まとまった降雪がなく、春の陽気で雪はしまり沈むことはありませんが、湿った雪がスノーシューにべたべたくっついて重いです。
針葉樹林の中は見通しが悪く、初めての方は道迷いにご注意ください。何を隠そう、私も予定ルートを外れてしまいました・・・
樹林を抜けると一気に空間が開け、孫市平にある東大ヒュッテ前の広場からは乗鞍岳を望むことができます。
暖かい日差しに包まれてランチタイム中のグループ。絶好のポジションですね。
湿原を通って一旦車道(除雪しないので車両は冬期通行止めです)に出てから、次は原生林の小径へ。ふと目にとまった不思議な木。
どれが幹なのか根っこなのか??? よく見ると、サワラとコメツガの2種類の木が合体していました。切株か倒木から芽生えて成長したサワラの木、その根を苗床として芽生えたのがコメツガ、その後切株が朽ち果ててなくなり空間が残った・・・といったところでしょうか。木一本(2本?)の生い立ちを想像してみるのも楽しいものですね。