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アクティブ・レンジャー日記 [中部地区]
毎日蒸気をあげている活火山、焼岳へ
2009年07月09日
松本
上高地から梓川の上流を眺めると秀麗な穂高連峰、振り返って下流に目をやると対照的なごつごつした焼岳の登山道調査に行ってきました。
今回は上高地から見ると反対側、岐阜県の中尾登山口からスタート。山頂までの標高差約1,200mをひたすら登りつめて行きます。樹林帯の歩きやすい道です。
途中にヒカリゴケがありました。
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ヒカリゴケは自分で発光しているのではなく、反射によって光って見えるのですが、たいてい洞窟の奥など暗いところにあって自然光が届かないのでライトで照らしたりフラッシュ撮影すると分かりやすいです。緑色に輝いて幻想的です。
その他、オオバミゾホオズキ、ヤマオダマキ、ショウキランなどの花が見られました。
新中尾峠にある焼岳小屋を過ぎると間もなく森林限界に達し、殺伐とした岩の世界。硫黄の臭いが漂ってきて、生きた火山の息遣いが感じられます。
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火山ガス噴出口の真横を通るとようやく山頂(北峰)です。
視界がよければ眼下には上高地が広がり、火口湖、笠ヶ岳や乗鞍岳まで見晴らすことができます。なお、南峰は危険なため立入禁止です。
下山は上高地方面へのルートをとりました。比較的なだらかですが、長~いハシゴが待っています。
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上高地の散策ついでにハイキング気分で焼岳へ・・・といきたいところですが、このハシゴを見て退散する方も多いとか。ここをクリアしたとしても、焼岳小屋から山頂までは足場がもろくもっと難易度が高いですので、それなりの心構えで挑戦してくださいね。
今回は上高地から見ると反対側、岐阜県の中尾登山口からスタート。山頂までの標高差約1,200mをひたすら登りつめて行きます。樹林帯の歩きやすい道です。
途中にヒカリゴケがありました。
ヒカリゴケは自分で発光しているのではなく、反射によって光って見えるのですが、たいてい洞窟の奥など暗いところにあって自然光が届かないのでライトで照らしたりフラッシュ撮影すると分かりやすいです。緑色に輝いて幻想的です。
その他、オオバミゾホオズキ、ヤマオダマキ、ショウキランなどの花が見られました。
新中尾峠にある焼岳小屋を過ぎると間もなく森林限界に達し、殺伐とした岩の世界。硫黄の臭いが漂ってきて、生きた火山の息遣いが感じられます。
火山ガス噴出口の真横を通るとようやく山頂(北峰)です。
視界がよければ眼下には上高地が広がり、火口湖、笠ヶ岳や乗鞍岳まで見晴らすことができます。なお、南峰は危険なため立入禁止です。
下山は上高地方面へのルートをとりました。比較的なだらかですが、長~いハシゴが待っています。
上高地の散策ついでにハイキング気分で焼岳へ・・・といきたいところですが、このハシゴを見て退散する方も多いとか。ここをクリアしたとしても、焼岳小屋から山頂までは足場がもろくもっと難易度が高いですので、それなりの心構えで挑戦してくださいね。