ACTIVE RANGER

アクティブ・レンジャー日記 [中部地区]

中部地方環境事務所のアクティブ・レンジャーが、活動の様子をお伝えします。

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上信越高原国立公園 万座

180件の記事があります。

2021年09月21日石樋の滝

上信越高原国立公園 万座 飯島久美子

上信越高原国立公園内の嬬恋村に位置する石樋の滝をご紹介します♪

石樋の滝は、群馬県嬬恋村を流れる宇田沢の安山岩床が石畳状に約300メートル続く場所です。

嬬恋村の天然記念物にも指定されており、滝の周辺はひんやりとした空気に包まれ、

苔むした岩と木漏れ日も相まって神秘的な雰囲気です。

↑ 石樋の滝

辺り一帯、涼しい空気に包まれています。

↑ 歩道の先がすぐ滝になっており、滝を間近で見ることができます。

道路から平坦な道を片道30分ほど歩きます。

↑ 9月上旬、滝のすぐそばではダイモンジソウが咲いていました。

↑ 周辺の桜の木は紅葉が始まっています。

周辺の植物や樹木も少しずつ色づき始めており、これからの季節は

紅葉も楽しむことができます。またコロナ禍が収まりましたらぜひおいでください!

【新型コロナウイルス感染拡大防止についてのお願い】

新型コロナウイルス感染拡大防止のため、身体的距離の確保、マスクの着用、手洗いや3つの密を避けるといった「新しい生活様式」の実践をお願いします。

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2021年08月30日池の平湿原の巡視

上信越高原国立公園 飯島久美子

8月26日に池の平湿原に巡視に行きました。

池の平湿原は、長野県東御市に位置する標高約2,000mの高層湿原で、数万年前の三方ヶ峰火山の火口が湿原になっています。巡視当日は、外輪山が一部崩れ落ちた放開口から湿原に霧が入り込み始めていました。

↑ 池の平湿原の全体写真(写真右上の赤丸の場所が開放口です。)

湿原の中は木道が整備されており、様々な高山植物を間近で観察することができます。

↑ 池の平湿原の木道

湿原では夏から秋にかけて咲く多くの高山植物や、高山蝶を観察できましたので、

一部をご紹介します!

↑ マツムシソウと高山蝶のベニヒカゲ

↑ イワインチン

↑ エゾリンドウ

↑ ヤマハハコ

まさに見頃で、歩道沿いで多く見つけることができました。

↑ ノハラアザミ

ノハラアザミにはどの花にもセセリチョウ等、たくさんの虫が集まっていました。

全てご紹介しきれませんでしたが、他にもたくさんの種類の花が咲き乱れています。

【新型コロナウイルス感染拡大防止についてのお願い】

新型コロナウイルス感染拡大防止のため、身体的距離の確保、マスクの着用、手洗いや3つの密を避けるといった「新しい生活様式」の実践をお願いします。その一方で、熱中症にもご注意ください。

厚生労働省「「新しい生活様式」における熱中症予防行動のポイントをまとめました」

<https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_coronanettyuu.html>

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2021年01月08日スキー場巡視

上信越高原国立公園 万座 飯島久美子

万座温泉スキー場の巡視を行ってきました。

2019年の台風19号被害を受けたコースの復旧工事が終わり、最近オープンしたとのことで現地を確認してきました。

天気にも恵まれ、非圧雪コースはパウダースノー、

圧雪エリアは程よくしまった柔らかな雪で最高のコンディションでの巡視となりました。

↑ 復旧工事によりリニューアルした、エキスパートコース。

スキー場職員と順番に滑走し、コース全体を確認して危険個所がないか確認しました。

職員の案内のもと、周辺の樹林帯も含めチェックしてきました。

滑りながら、他コースの安全確認もしてゆきます。

晴れていると万座温泉スキー場上部では、長野県側の山をきれいに望むことができます。


↑ 黄色の丸の中は、北信五岳(飯縄、戸隠、 黒姫、妙高、斑尾)方面です。

上部は雲に隠れていましたが、よーく見ると美しい山並みが確認できました。

下写真は志賀高原の笠ヶ岳(笠岳)です。(黄色矢印箇所です。)

↑ 笠ヶ岳(笠岳)

スキー場を熟知した職員との巡視は、最短でコースをすべて見る、

無駄のない丁寧な滑りでとにかく移動がはやく驚きの連続でした・・。

【新型コロナウイルス感染拡大防止についてのお願い】

上信越高原国立公園の利用においては、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、身体的距離の確保、マスクの着用、手洗いや3つの密を避けるといった「新しい生活様式」の実践をお願いします。また、上信越高原国立公園へお出かけの際には、上信越高原国立公園のページ<https://www.env.go.jp/park/joshinetsu/>、各自治体や訪問先が発信している情報を事前にご確認ください。皆様のご協力をお願いします。

厚生労働省「新しい生活様式の実践例」

<https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_newlifestyle.html>

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2020年12月22日外来植物の冬の姿

上信越高原国立公園 万座 飯島久美子

特定外来生物であるオオハンゴンソウは多年草でロゼットで越冬します。


↑ 落ち葉の間から出ている緑色の葉は全てオオハンゴンソウのロゼットです。

夏~秋には2メートル近くあった茎の部分は枯れています。

この場所、8月終わりころはこんな様子でした。

↑ 2メートル近くの背丈で黄色い花を咲かせていました。

特定外来生物ではありませんが、外来植物のハルザキヤマガラシの越冬の姿もご紹介します。

↑ ハルザキヤマガラシのロゼット。

黄色の矢印の先の丸い葉です。

↑ ハルザキヤマガラシは春になると黄色い花を咲かせます。

12月中旬の寒波の影響で今はロゼットも雪の下・・。

外来種駆除は1年では難しく、数年にわたり駆除が必要なことを実感します。

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2020年12月07日駆け込み木道整備

上信越高原国立公園 万座 飯島久美子

11月下旬、根雪になる前に万座園地熊四郎歩道へ滑り止めテープの貼り付けを行いました。


歩幅に合わせてテープを貼付けしてゆきます。

山登りに慣れた人には問題なく歩くことのできる木道ですが、

万座温泉を訪れた観光客の方にとっては、部分的に少し傾いていたり、

木道が湿っていると滑りやすい場所があります。

↓ 設置完了した場所の様子です。

少し傾いた木道でも安心して歩くことができるようになりました♪

滑りそう・・と思ったら、テープめがけて歩けるように設置しています。

冬の厳しい気候条件での耐久性を確認するために試験的に一部区間に貼付しました。

これからマイナス10℃近くになる厳冬期を超えて春までもってくれるとよいのですが!

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2020年11月17日根子岳(2,207m)でササ刈り

上信越高原国立公園 万座 飯島久美子

根子岳・四阿山保全協議会、真田中央公民館の主催で

根子岳登山道周辺のササ刈りが行われています。

根子岳では希少な高山植物を楽しむことができますが、
近年の急激な森林化やササ藪化の影響で、多くの高山植物が減少しています。

今回のイベントでは根子岳頂上付近の登山道周辺のササ刈りを行い、 かつてのお花畑に戻すことを主目的としています。

今年で3年目のササ刈りイベントに、環境省スタッフも同行させていただきました。

↑ 開会式の様子                    R2.11.8撮影

一般公募で全国より総勢50名近くの参加となりました。すごい人数です。

↑ 刈払機を背負って登山

荷物を持っての登山とササ刈りは重労働ですが、みなさん楽しそうにテンポ良く登山されています。

※根子岳山頂周辺は上信越高原国立公園の特別保護地区になっており、

植物の採取、損傷は禁止されていますが、今回は上田市が木竹の伐採許可を受けて実施しています。

↑ 登山道での休憩の様子 

菅平高原の歴史や植物について勉強しながら登ることができるのもこのイベントの楽しみのひとつ。

山頂に着くと、作業手順や注意点を再確認しておのおの作業開始しました。

↑笹刈りの様子

今回は登山道の両側4メートルのササ刈りが目標。

思い切り刈ってゆきます。

↑ 手鎌でのササ刈りの様子。

ササの茎は堅く、刈り払いは非常に大変です。

今後数年で高山植物の芽吹きや開花の増加が見込めるため、

皆さん、来年のグリーンシーズンを楽しみに、自分がササ刈りした場所をチェック!

無事下山、イベント終了しました。

最後に...

11月の根子岳周辺は氷点下になることも多く、

前後の天候によってはアイゼン等、冬山装備が必要な場合があります。

登山の際には、装備等の準備を十分に行っていただきますよう、よろしくお願いいたします。

↑ 菅平牧場周辺より見た北アルプス          R2.11.12撮影

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2020年11月11日子どもパークレンジャー開催しました♪

上信越高原国立公園 万座 飯島久美子

11月1日、子どもパークレンジャーを開催しました!

嬬恋村と長野原町の小学3年生~6年生の子ども達19人が参加してくれました。

今年のテーマは「知られざるクマの生活をのぞいてみよう」です。

自然の中で生きるクマの生活を想像して・・

怖い!だけではないクマの一面や、

周りの自然環境との関係を知り、考えるプログラムです。

実際に万座のフィールドを歩いて、万座の秋の自然も堪能してもらいました♪

↑ 万座しぜん情報館での座学の様子

みんなメモをとったり、質問したり、一生懸命です。

クマのまわりにはどんな動物がいる?クマの大きさは?など、

普段の生活では知ることのできないクマの一面を学びました。

学んだ後は、フィールドへ!

まずは、クマの食べ物を探したり、野生動物の痕跡を探しました。

↑ きのこや、クロマメノキの実など野生動物の食べ物をどんどん発見!

↑ 牛池に熊ベルも設置しました。

お昼休みには、サンショウウオへのえさやり体験。

毎回、子どもたちに人気です。

↑ サンショウウオへのえさやり体験の様子

ぱくぱくとイトミミズを食べるサンショウウオがとってもかわいいです。

↑ ハチミツや果実ジャム等、クマのご飯も・・実食!

手作りの笹茶が意外にも人気でした。

まとめは今日学んだことをポスターにまとめました。

↑ まとめのポスターデザイン作成の様子

どんな絵を描いたらよいのか苦戦しながらもできあがったデザインには、

クマの子どもや、フィールドワークで探した笹の葉やクロマメノキも描かれています。

学んだり、フィールドを探検したり、触ったり、

盛りだくさんの楽しいイベントとなりました!

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2020年10月23日万座の牛池

上信越高原国立公園 万座 飯島久美子

つい先日まで黄色の紅葉がきれい、と思っていたら、

あっという間に万座温泉周辺は落葉し晩秋の雰囲気です・・。

↑ 牛池                            2020/10/19撮影

静かな雰囲気が牛池のきれいな湖面を一層きわだたせています。

さて、今年度は牛池の木道を補修しましたので報告します。

↑木道補修前(黄色で囲った部分が浸水)     ↑木道補修後

写真(左)が工事前の木道ですが、木道の老朽化に加え、たくさん雨が降ると

木道がしばしば浸水していました。黄色で囲った部分は大雨により一時的に浸水しているときの写真です。

写真(右)が補修後の様子です。

老朽化した木道よりかさあげすることで浸水を防ぎ、木道も平らで歩きやすくなっています!

今回ご紹介した牛池の場所は以下からご確認いただけます。

万座しぜん情報館

http://manzanc.jp/visitors-guide/highlight/2016-04-06-17-43-28

平地より一足早く、晩秋と初冬の雰囲気をぜひどうぞ。

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2020年10月22日黒斑山登山道 歩きやすくなりました!

上信越高原国立公園 万座 飯島久美子

1020日(火)黒斑山周辺の現地確認をして来ました。


1017日に降った初雪のまだ残る浅閒山

火口からの水蒸気や、秋らしい巻雲などが空にかかり、にぎやかな空模様です♪

本日は、黒斑山登山道の補修工事が完了したので登山道のチェックも行いました。


↑写真左が補修前、写真右が補修後。

歩幅や水の流れを考えた登山道となっており、とっても歩きやすくなっております!

今後の巡視でも登山道の変化を見るのが楽しみです。はやく登山道が安定しますよう・・。

↑黒斑山山頂付近より湯の平方面を撮影

カラマツの紅葉も見ごろを迎えています!

↑マルバダケブキの綿毛 

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2020年10月08日登山道標柱の維持管理

上信越高原国立公園 万座 飯島久美子

10月1日、鹿沢万座パークボランティアさんと合同で湯ノ丸山・烏帽子岳の登山道巡視と

標柱のペンキの塗りなおしを行いました!

↑ 標柱befor(写真左)、after(写真右)

見違えるようにきれいに。

今回の巡視では登山道や山頂標識あわせ、計8本の標柱の塗りなおしを行いました。

↑ 丁寧にペンキを塗ってゆきます。二度塗りしました。

歩きはじめ、一時小雨が降る瞬間もありましたが、

前日の晴天で、標柱はよく乾いており、ペンキ塗りには最適な気候でした。

湯ノ丸山・烏帽子岳を訪れた際には、ペンキ塗りたてのきれいな標柱で記念撮影をぜひどうぞ!

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