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中部地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [中部地区]

立山トンネルトロリーバスのラストラン

2024年12月06日
武田 次郎
 令和6年11月30日をもって今年の立山黒部アルペンルートは終了となりましたが、今年を最後に室堂駅と大観峰駅を結ぶ立山トンネルトロリーバスの運行についても終了となりました。

 運行を管理する立山黒部貫光(株)によりますと、この区間は長さ3.7㎞、日本で最も標高の高い鉄道区間とされ、平成8年4月23日より運行を開始し、約28年の間、累計1,920万人以上のお客様が利用されたとのことです。

 通常「バス」と呼んでいますが、電車線から電力の供給を受けて走るため、法律上は「鉄道」に分類されます。今年がラストランということで、最後の運行を写真に納める観光客がたくさん見られました。来年以降は電気バスが導入されるとのことで、寂しい半面、来年が楽しみです。