アクティブ・レンジャー日記 [中部地区]
#STAYHOME 乗鞍高原ってどんなとこ? ~大昔編~
2020年05月02日
中部山岳国立公園
こんにちは。中部山岳国立公園管理事務所の関根です。
乗鞍高原の江戸時代から紹介してきましたが、それより大昔ってどんな様子だったか想像つきますか?
江戸より前って室町とか鎌倉・・・
大自然が広がって動物の森だったでしょ!と思った方も多いのではないでしょうか。
実はですね、縄文時代にも人がいたのです!
縄文土器も出土しています。どんな生活をしていたのか、想像が膨らみます。
さらに、乗鞍岳は長野県・岐阜県の両県から信仰の山とされていました。
山頂の剣ヶ峰には祠があり、今でも山岳信仰の山だと分かります。
昨年、乗鞍高原のことなら何でも知っている福島さんに梓水神社にまつわるお話を聞きました。
新まつもと物語HPに市民記者さんが詳しくまとめられていますので、ご参照ください!
拝殿には彫り出しの立派な彫刻もありました!
姓ごとに祠を持っていることも、とても興味をひかれました。
また、鎌倉時代には鎌倉街道も整備され、今でもいにしえの道が残っています。
檜峠や祠峠を通っている道が鎌倉街道です。
地形図を広げて思いを馳せるのもいいですし、WEBから地図を見るのも楽しいですね!
乗鞍高原の各施設も営業を自粛しております。
詳しくは、のりくら観光協会HPをご覧ください。
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中部山岳国立公園では、コロナウイルス感染拡大防止の政府方針を受け、当面の利用の自粛をお願いしています。早期収束に向け、みなさまのご理解ご協力をお願いいたします。
なお、この投稿は「#STAYHOME おうちで国立公園を楽しもう!プロジェクト」に基づいて実施しています。