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中部地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [中部地区]

#STAYHOME 立山黒部アルペンルート雪の壁の変化

2020年05月26日
立山 一ノ枝亮輔

こんにちは。中部山岳国立公園立山管理官事務所の一ノ枝です。4月からアクティブレンジャーとして立山に着任し、わからないことだらけで、日々新しい学びを得ています。

室堂などの現場も今年は限られた数で巡視などに行っている現状ですが、今回はその際に撮った雪の状況をご紹介させていただきます。

5月の立山はまだまだ雪山で白銀の世界です。

<見えている建物が、室堂ターミナル(2450m)

室堂まで行くには富山県側からですと、「富山地方鉄道」で立山駅(標高475m)まで(ここまではマイカーも可)、「立山ケーブルカー」で美女平駅(標高 977m)まで、美女平から室堂(標高2450m)までは「立山高原バス」で進みます。高原バスの乗車時間は約50分です。標高差約1500mを一気に上がっていきますので移り変わる景色もどんどん変化していきます。

<出典:立山黒部アルペンルート

今回室堂まで巡視に行った時のアルペンルートをコマ撮りしてみました。撮ったエリアが高原バス区間の標高1500m程~2450mまでとなります。

アルペンルートを雪が続く道を室堂まで進む

<室堂までの雪の変化>

雪の壁が徐々に高くなり正面に大きな建物が現れる画像が「室堂」です。

動画が発達している現代で動画ではなく恐縮ですが、、、道の両側にある積雪の変化が見て取れると思います。

標高が上がるにつれて積雪量が増える傾向にあります。ですが、標高が高くても積雪が少ない場所もあり、単純に「なぜだろう?」と不思議に思ったりもします。

雪の壁が高く見上げるような高さの場所(室堂に到着する手前)が有名な「雪の大谷」です。



富山に住みはじめて思ったのが、水が豊かで冷たくて美味しいということ。

山々に降り積もったこの雪が平地に住む私たちの生活に密接に関わっているのだと感じさせてくれます。

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なお、この投稿は「#STAYHOME おうちで国立公園を楽しもう!プロジェクト」に基づいて実施しています。