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中部地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [中部地区]

晩秋の乗鞍高原

2008年11月12日
松本
朝の冷えこみが厳しくなってきました。標高約700mに位置する松本自然環境事務所周辺では、今朝の気温は3度でした。標高1,500m前後の乗鞍高原は氷点下です。そんな乗鞍高原から晩秋の様子をお伝えします。

乗鞍高原入口にある御池です。ここは国立公園区域の外ですが、私の好きなスポットの1つです。春のミツガシワに始まり、今はカラマツの黄葉まっさかり。水面が落ち葉で覆われています。

カメラマンに人気のスポット、鈴蘭橋からの風景です。乗鞍岳はきれいに雪に覆われました。シラカバ(写真右端)はすっかり落葉し白い幹が光っている一方で、カラマツはまだまだ黄金色に輝いています。色といい樹形といい、炎を連想させます。

道路沿いも見事です。景色に見とれてふらつき運転する車や、路肩に駐車して写真を撮っている方を見かけます。危ないですので必ず最寄りの駐車場に停めてからゆっくり鑑賞してくださいね。

なお、乗鞍エコーラインの休暇村乗鞍高原より先は11月10日から冬季閉鎖に入りましたので通行できません。来年の春まで深い雪の下で眠りにつきます。