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中部地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [中部地区]

ライチョウの散歩

2020年07月21日
中部山岳国立公園

中部山岳国立公園管理事務所の関根です。

  

乗鞍岳でのケージ保護を紹介しましたが、もう少し詳しく紹介したいと思います!

  

    

   

この日は、報道関係者の取材もありました。

ケージは中を暗くしてライチョウが落ち着くようになっていたり、ヒナが隙間に挟まれたりしないように工夫されています。

  

天候が降雨以外の時は、ケージから出して散歩や高山植物を食べて過ごしています。

ヒナはちょこちょことした足取りで、メス親の声の届く範囲を歩いています。

メス親は「クゥークゥー」と鳴き、ヒナは「ピヨピヨ」と鳴いています。

  

  

ヒナの脚はしっかりと大きく、ふわふわした羽毛も日々増えてライチョウの特徴が出ています。

   

  

時々ヒナはメス親のお腹の下に入り身体を温めます。これを抱雛(ほうすう)と言います。

   

  

写真は抱雛を終えてヒナが出てきたところです。

お母さんに抱かれて身も心も温まったのでしょうか。とてもかわいらしいですね!

   

ケージから出す際は、関係者で見守っています。

なるべくハイマツに入らないように誘導したり、ヒナの羽数は変わりないか確認したり、四方を囲まないようにしています。

   

   

乗鞍岳から中央アルプスへの移植はヘリコプターで移送する予定です。

また、捕食者等のモニタリングを行いつつ、中央アルプスへ移植した後もケージ保護を行っていく予定です。

   

詳しい資料は、信越自然環境事務所HP内トピックスライチョウ保護増殖事業等についてに掲載しています。

     

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