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中部地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [中部地区]

安曇小5年生と外来植物除去活動(その3)

2016年10月24日
中部山岳国立公園 佐藤怜子

紅葉が見頃を迎えている上高地からこんにちは。

   

安曇小学校5年生が今年度最後の上高地学習に来ました。

当日は、紅葉がよく映える快晴。最後の学習日にぴったりのお天気でした♪

   

【河童橋の上から見る】                 【彩り鮮やか・もみじ】

上高地の豆知識をいくつか知った後、外来植物の除去を行いました。

場所は、河童橋前のトイレ横で、対象植物は、シロツメクサです。

   

【集中してシロツメクサを抜いています】

   

人通りの多い場所だったので、通りがかりの方が声を掛けてくれました。

「えらいわねぇ。ご苦労様。」

「こうやって守ってくれている人たちがいるから自然が保たれているんだな。」

「ありがたいことだわ。ありがとね。」

たくさんの温かいお言葉をいただきました。ありがたいことです。

   

何より感心したのは、「何を抜いているの?」や「何で抜いているの?」などの質問を受けると、

しっかりと説明している児童の姿です!!

除去している植物の種類や外来植物について説明している姿を見て、「一度きりではなくて

何度かやってきた活動なだけあるなぁ」と、継続して活動できたことの成果を感じました。

   

【しっかりと説明しています!】

   

本日、シロツメクサ2.9㎏を除去しました。みんなよく頑張りました!

さて、本日は、上高地学習最終日ということで、簡単なテストを行いました。

みなさんテストはお好きですか??

   

【テストに取り組む5年生】

   

安曇小5年生のみんなは、みごと全員100点を採りました!

   

今年1年で上高地の様々な様子を見たり聞いたりし、実際に体を動かして活動したりしたことで、

地元上高地に対する思いが一層深まってくれたことと思います。

    

未来を担う子どもたち、

どうかこれからも"自然環境を守るために自分たちは何ができるか"を考えていって下さいね!!