平湯

中部山岳国立公園奥飛騨ビジターセンター

2024年01月19日
福澤春彦
こんにちは、平湯からアクティブ・レンジャーの福澤です。雪が少ない年末年始でしたが、ようやく冬型の気圧配置が続き平湯では例年の雪景色となっています。松下さん、上高地の写真ありがとうございます。吊り尾根に舞い上がる雪煙など厳冬期の厳しさを感じますね。
さて1月10日の岐阜新聞にも掲載されましたが、老朽化により休館中であった「飛騨・北アルプス文化センター」が改修整備され「中部山岳国立公園奥飛騨ビジターセンター」として今年の夏を目処に生まれ変わります。平湯バスターミナルに隣接しており来訪者への多様な情報発信基地として期待されます。

<工事中のビジターセンター>

<平湯の雪景色>
背景には、中部山岳国立公園南部地域を挟んで古くから歴史や文化など繋がりの深い松本と高山を沢山の人に往来して楽しんで頂きたいと構想された松本高山Big Bridge構想実現プロジェクトがあります。2023年2月には両市街地を結ぶ観光ルート(エリア)を「Kita Alps Traverse Route」と命名、そしてこの地域を歩いて魅力を感じてもらう「信飛(しんぴ)トレイル」が今年開通する予定です。
https://chubusangaku.jp/bigbridge_project/

様々な交通手段で往来される「Kita Alps Traverse Route」において平湯は、ほぼ中間に位置しており、奥飛騨の温泉や北アルプス登山など自然豊かな体験ができるルート上のシンボル的スポットだと思います!