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中部地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [中部地区]

おやま(雄山)の雪渓切り

2020年07月01日
中部山岳国立公園

こんにちは。中部山岳国立公園立山管理官事務所の一ノ枝です。

6月29日に「雄山登山道 雪渓切り」を行ってきましたのでその様子を書いていきます。

「雪渓切り?なんぞや?」と思われた方もいると思います。僕も初めての参加で、「何するの?」と思いました。

名前の通りなのですが、登山者が雪渓を通る際に少しでも安全に進んでもらえるように整地をすることを「雪渓切り」と言います。(雪渓切りをしたから100%安全というわけではありませんので、それぞれの山行に合わせた装備の準備をお願いします。今回の雪渓切りの場所は一部で立山周辺の山々にはまだ多くの雪渓が点在しています。)

場所は、室堂から一ノ越へ向かう途中の雪渓です。写真で見てかなり傾斜があるのがわかります。

今日は天気にも恵まれて、天も味方してくれました。

<雄山の眺望>

使用する道具は、チェンソーとスコップです。

歯の長いチェンソーを使い雪に切り込みを入れてきます。竹の棒が登山道の目安となります。

チェンソーで切り込みを入れたあとに、スコップでひたすら雪かきをしていきます。

なるべく平らになるように、階段状に雪かきをする工夫もしていて、なるほどー!と感心させられました。

作業中も雄山へ向かう登山者の方がちらほら。「ありがとうございます。」と声をかけていただける場面もありました。

皆さんのマンパワーのおかげで、ものの1時間少々の作業で雪道ができました!

安心安全な登山をしてもらいたいという皆さんの心意気に触れた1日でした。

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中部山岳国立公園では、新型コロナウイルス感染拡大防止に関する政府や各自治体の方針を受け、引き続き慎重な行動をお願いしています。中部山岳国立公園へお出かけの際には、各自治体や訪問先が発信している情報を事前にご確認いただき、3つの密の回避や手指の消毒など、感染防止対策にご協力ください。みなさまのご理解ご協力をお願いいたします。

なお、この投稿は「おうちで国立公園を楽しもう!プロジェクト」に基づいて実施しています。