ACTIVE RANGER

アクティブ・レンジャー日記 [中部地区]

中部地方環境事務所のアクティブ・レンジャーが、活動の様子をお伝えします。

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上信越高原国立公園 志賀高原

148件の記事があります。

2021年06月08日岩菅山開山祭

上信越高原国立公園 志賀高原 則武敏史

こんにちは、上信越高原国立公園の志賀高原です。

6月6日、志賀高原で「岩菅山(いわすげやま)開山祭」が行われました。2年ぶりの開催です。

岩菅山は2つのピークを持ち、祠のある岩菅山の標高は2,295mで、そこから50分ほど歩いた先にある裏岩菅山は標高2,341mで、志賀高原で最も標高の高い場所です。

開山祭は岩菅山山頂で行われるため、参加者は山頂まで歩き、開山祭後も歩いて下山します。コースは、東館山→寺小屋峰→のっきり→岩菅山山頂→のっきり→アライタ沢→聖平です。

東館山(標高1,970m)から岩菅山山頂まで、標高差はあまりないですが、尾根に沿って小さなアップダウンを繰り返します。「山と高原地図」(昭文社)ではコースタイムは3時間30分となっています。しかし、それぞれのペースで歩くので、2時間程度で歩く人もいれば、4時間以上かけて歩く人もいます。

さて、コースの状況ですが、今回は残雪がほとんどなく、1箇所10m程度だけでした。短い距離とはいえ、スリップした際にケガをしないように気を付けてください。

トイレは岩菅山山頂にありますが、使いづらいと思います。携帯トイレを持参する方法もあります。

岩菅山

左:奥に見えるのが岩菅山山頂。

右:岩菅山山頂近くから南方向(歩いてきた方向)を撮影。尾根に沿って線のように見えるのが歩道。奥には浅間山、草津白根山、横手山、四阿山などが見られます。右手前が寺小屋峰。

どちらの写真も写っている人は開山祭の参加者です。

ナエバキスミレとイワカガミ

左:ナエバキスミレ。右:イワカガミ。

ヒメイチゲとハクサンイチゲ

左:ヒメイチゲ。右:ハクサンイチゲ。

岩菅山稜線下の柱状節理

岩菅山は古い火山です。山頂近くの稜線下部には柱状節理が見えます。

岩菅山山頂付近から北方向のパノラマ

岩菅山山頂から北方向を撮影。右手前が裏岩菅山。裏岩菅山の左奥が鳥甲山。右奥に苗場山の山頂部がわずかに覗く。左端は焼額山。

岩菅山山頂は、ほぼ360度の展望があります。

【新型コロナウイルス感染拡大防止についてのお願い】

新型コロナウイルス感染拡大防止のため、身体的距離の確保、マスクの着用、手洗いや3つの密を避けるといった「新しい生活様式」の実践をお願いします。

厚生労働省「新しい生活様式の実践例」

<https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_newlifestyle.html>

首相官邸「新型コロナウイルス感染症に備えて 一人ひとりができる対策を知っておこう」

<https://www.kantei.go.jp/jp/headline/kansensho/coronavirus.html>

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2021年06月07日いよいよグリーンシーズン

上信越高原国立公園 志賀高原 則武敏史

こんにちは、上信越高原国立公園の志賀高原です。

志賀高原のスキー場は、昨年の11月14日にオープンし、5月30日に営業を終了しました。営業期間は半年を超え、200日近くでした。

志賀高原もいよいよグリーンシーズンとなります。

志賀高原管理官事務所の近くにある蓮池(はすいけ)の様子と、清水(しみず)新道(しんどう)の様子をお伝えします。

■蓮池

蓮池の標高は約1,500mです。

植物の葉が開き始め、花も咲き始めています。エゾハルゼミの鳴き声も聞こえます。

写真は6月1日に撮影。

6月1日の志賀高原蓮池

池を周遊する遊歩道から撮影。左は芝生広場。奥に見える建物「山の駅」周辺に駐車スペースがあります。

レンゲツツジとアズマシャクナゲ

左:レンゲツツジは花が開き始めたものがありますが、まだ、つぼみが多かったです。

右:アズマシャクナゲの花は終わりかけでしたが、きれいなものが残っていました。

アサギマダラ

アサギマダラが飛翔していました(飛翔中なのでピントが甘いです)

■清水新道

清水新道は「池めぐりコース」の清水口と「自然探勝コース」の信州大学自然教育園を結ぶ遊歩道です。清水口の標高は約1,550mです。

清水口の駐車スペースの脇に原生的な林があります。

清水新道

左:大小の塊状の溶岩の上に針葉樹林が成立しています。

右:重なった溶岩の隙間から出てくる風は冷たく感じます。そのような隙間に雪が残っていることがあります。

ムラサキヤシオツツジ

ムラサキヤシオツツジの花が見頃でした。

ミツバオウレンとコミヤマカタバミ

左:ミツバオウレン。右:コミヤマカタバミ。

林床の蘚苔類と地衣類

地衣類や蘚苔類(コケ)も目に入ります。

左:ヒロハセンニンゴケ属(地衣類)。右:ツボミゴケ属(苔類)だと思います。

なお、グリーンシーズンとはいえ、標高の高い所を通過するトレッキングコースには、まだ残雪があるようです。

志賀高原観光協会のトレッキングコース状況<https://www.shigakogen.gr.jp/news/trekking.html>によると、5月31日時点で「歩行不可(残雪)」となっているのは4つで、「池めぐりコース」、「岩菅山登山コース」、「鉢山・横手山コース」、「赤石登山コース」ですのでご注意ください。

【新型コロナウイルス感染拡大防止についてのお願い】

新型コロナウイルス感染拡大防止のため、身体的距離の確保、マスクの着用、手洗いや3つの密を避けるといった「新しい生活様式」の実践をお願いします。

厚生労働省「新しい生活様式の実践例」

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2021年05月25日新緑が上っていく志賀高原

上信越高原国立公園 志賀高原 則武敏史

こんにちは、上信越高原国立公園の志賀高原です。

前回の記事では、アクセス道路の冬季閉鎖の解除など社会的条件からグリーンシーズンにそろそろと近づいていることをお伝えしました。

今回は、生き物の様子などから、グリーンシーズンに近づいている志賀高原の状況をお伝えします。

■坊平(ぼうだいら:標高約1,200m)

国道292号の坊平橋から坊寺山(ぼうでらやま:標高1,839m)方面を撮影。左側が坊寺山の山頂部で、坊寺山の西斜面が見えています。

坊寺山の西向き斜面

・落葉樹の新緑(淡い黄緑色)が山頂部に近い標高の高い所まで上っている。

・山頂に近い所は、まだ灰色っぽいので落葉樹は展葉していない(木の葉が開いていない)。

・山頂部の濃い緑の木々は常緑樹(秋などに一斉に葉を落とすことがないので、一年を通して緑の葉を見ることができる木)。

<5月20日撮影>

■蓮池(はすいけ:標高約1,500m)付近

志賀高原管理官事務所から西館山(にしだてやま:標高1,756m)、東館山(ひがしたてやま:標高1,994m)方面を撮影。中央左が西館山の山頂部、右側が東館山の山頂部で、南西向き斜面が見えています。

志賀高原管理官事務所から東館山を望む

・手前の蓮池のほとりの木々は展葉が始まっている。しかし、まだ、白い幹や枝が目立つ。

・西館山と東館山では、落葉樹の新緑(淡い黄緑色)は、山腹の発哺(ほっぽ)温泉の建物群(標高約1,600m)より高い所までみられる。

・東館山の斜面上部や山頂部の濃い緑の木々は常緑樹(秋に一斉に葉を落とさず、一年を通して緑の葉を見ることができる木)。

<5月24日撮影>

■高天ヶ原(たかまがはら:標高約1,670m)

高天ヶ原のミズバショウ

県道沿いに湿原があります。点々と白く見えるのはミズバショウの苞(ほう)。

奥の方では地域の方が木道を補修されていました。

木道は「せせらぎコース」と呼ばれる散策路で、湿原を結ぶように道が付けられています。

■大倉新道(おおくら しんどう)

西館山の西斜面にある遊歩道。標高1,600m前後で標高差はあまりありません。

いろいろな花が見頃でした。

注意事項としては、沢を渡る場所などにぬかるみがあることと、クマの糞(新しいものや古いもの)が散見されたことです。

リュウキンカとミズバショウ

<左:リュウキンカ、右:ミズバショウ>

シロバナエンレイソウとサンカヨウ

<左:シロバナエンレイソウ、右:サンカヨウ>

ニリンソウの群落とオオカメノキ

左:ニリンソウが一面に広がる空間があります。

右:オオカメノキの花。高い木は展葉が始まったところです。

さて、生活の中でもグリーンシーズンに向かっていることを感じています。

事務所では、ようやくストーブをほとんど使わなくなり、1週間に1回程度、短時間運転させるだけになりました。外に出たほうが暖かく感じる日もあるので、これは、日当たりが悪い場所に事務所があるということに影響を受けているのかもしれませんが。

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2021年05月17日そろそろとグリーンシーズン_志賀高原

上信越高原国立公園 志賀高原 則武敏史

こんにちは、上信越高原国立公園の志賀高原です。

この記事は国立公園への来訪を積極的に促すものではありません。新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、感染リスクを避ける行動をとっていただくよう、皆様のご協力をお願いします。

さて、志賀高原管理官事務所担当区域では、アクセス道路の冬季閉鎖の解除が始まりました。そそそろとグリーンシーズンに近づいています。志賀高原と近隣の道路情報(5月17日時点)です。

【冬季閉鎖解除された道路】

■国道292号

長野県山ノ内町と群馬県草津町を結ぶ道路です。

4月23日に冬季閉鎖が解除されました。渋峠を経由して長野県と群馬県を行き来することができます。ただし、当日の天候や火山活動などの影響により一時的に通行止めにされる場合があります。

・渋峠の標高は2,150mを超えます。氷点下になるおそれがあります。

・草津白根山は活火山です。噴火警戒レベルが1のため通行規制はありません。

渋峠

<渋峠。4月27日撮影。今年の雪の壁は低めでした。左の建物は群馬県と長野県にまたがって建っている宿泊施設。>

■大前須坂線(県道112号:干俣線交点まで)及び牧干俣線(県道466号)

高山村から群馬県嬬恋村の万座温泉へのアクセス道路です。

5月14日(金)15時に冬期閉鎖が解除されました。群馬県側も同時刻に解除されました。

【今後、冬期閉鎖が解除される道路】

1.奥志賀公園栄線(県道502号)

野沢温泉村、木島平村及び栄村方面と志賀高原を結ぶ道路です。

5月21日(金)16時に冬季閉鎖解除の予定です。しかし、解除後しばらくは栄村方面のみ通行可能です。

・野沢温泉村方面から木島平村のカヤの平ゲートまでは、災害復旧工事が行われるため引き続き通行止めで、9月開通予定です。

・カヤノ平から志賀高原や栄村方面(カヤの平ゲートから秋山ゲートまで)は、災害復旧工事が行われるため引き続き通行止めで、8月開通予定です。

2.林道清水平線

木島平村市街地から木島平村の「カヤの平高原」へのアクセス道路です。5月21日(金)16時に冬季閉鎖解除の予定です。

ただし、カヤの平からの県道奥志賀公園栄線(志賀高原方面、野沢温泉村方面とも)は、①のとおり災害復旧工事を行うため引き続き通行止めです。

カヤの平

<カヤの平高原。令和2年10月27日撮影。>

3.豊野南志賀公園線(県道66号)

高山村から志賀高原へのアクセス道路です。

5月26日(水)15時に冬季閉鎖が解除される予定です。

4.大前須坂線(県道112号)(県道干俣線交点から毛無峠まで)

高山村から群馬県嬬恋村の万座温泉へのアクセス道路の枝線で、群馬県境の毛無峠で通行止めとなる道です。

5月21日(金)15時に冬季閉鎖が解除される予定です。

5.五味池高原線(県道346号)

須坂市市街地から須坂市の五味池(ごみいけ)破風(はふ)高原へのアクセス道路です。

5月13日に冬季閉鎖が解除されました。しかし、引き続き道路工事が行われるため5月28日までの予定で通行止めです。

五味池破風高原は、標高1,500mから標高1,800mにかけて広がります。レンゲツツジの群落(見頃は6月中旬から下旬)やオートキャンプ場(営業は6月から10月)があります。

五味池破風高原レンゲツツジ

<五味池付近のレンゲツツジ群落。平成28年6月撮影。>

6.林道米子不動線

須坂市の米子(よなこ)大瀑布(だいばくふ)へのアクセス道路です。

須坂市のページ<https://www.city.suzaka.nagano.jp/contents/event/event.php?id=15504>によると、「2019年の令和元年東日本台風(台風19号)の影響により、現在、米子大瀑布へのアクセス道路である林道米子不動線は災害復旧工事中のため、全面通行止めとなっています。林道開通は、早くても2023年5月以降の見込みです。」とのこと。

また、須坂市のページ<https://www.city.suzaka.nagano.jp/contents/item.php?id=5e990c1739d58>によると、米子大瀑布周辺の登山道(浦倉山方面及び小根子岳方面)についても通行止めです。

米子大瀑布

<米子大瀑布。権現滝(左)と不動滝(右)の2本がかかる。平成30年5月20日撮影。>

冬季閉鎖解除予定

【新型コロナウイルス感染拡大防止についてのお願い】

新型コロナウイルス感染拡大防止のため、身体的距離の確保、マスクの着用、手洗いや3つの密を避けるといった「新しい生活様式」の実践をお願いします。

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2021年04月13日まだまだスキーのできる志賀高原

上信越高原国立公園 志賀高原 則武敏史

こんにちは、上信越高原国立公園の志賀高原です。

志賀高原の中でも標高が高い所では、4月以降も営業しているスキー場があります。

ただし、スキー場によっては毎日の営業ではないところがあるので、お出かけの際は、志賀高原索道協会のページ<https://www.shigakogen-ski.com/spring-early-morning-2020-2021>の営業予定や各事業者のwebページなどをご確認ください。

この営業予定を見ると、6月上旬まで営業(コンディション次第)となっているスキー場があります。このスキー場は昨年の11月下旬から営業を始めたので、予定通りであれば半年以上はスキー場を営業することになります。

一方、蓮池(はすいけ)の標高は約1,500mで、志賀高原でも標高の低い所にあります。

環境省は昨年度、蓮池に広場や遊歩道を整備しました。蓮池周辺では雪がほとんど解けたため、グリーンシーズンに向けた作業を4月12日に行いました。

志賀高原管理官事務所から蓮池を望む

<志賀高原管理官事務所から蓮池を望む。手前の灰色っぽいのは解け残った雪。>

■環境省が整備した木道の状況を確認しました。

 確認の結果、特に問題はみられませんでした。まだ、雪に埋もれている部分は、消雪次第確認します。

蓮池を周遊する遊歩道

■誘導標識のシートを外しました。

冬期の凍結、積雪などによる標識への悪影響を緩和するために、標識の表示面にシートをかぶせていました。外したところ、標識に特に問題はみられませんでした。

シートを掛ける作業は昨年11月中旬に行ったので、おおよそ5か月ぶりに外したことになります。

なお、蓮池を周遊する遊歩道の案内標識や解説標識については、4基のうち2基はまだ取り外したままです。雪が解け切った後に設置予定です。

■立入りを規制する柵を設置しました。

 柵で囲った内側には、地中に温泉の配管があるため、念のため立入りを規制します。柵内に入らないようお願いします。

<写真の左上と右下を結ぶ砂利敷きの地中に配管があります。画面奥の建物に向かう砂利敷きは蓮池の遊歩道。>

さて、事務所への進入路の雪の壁の写真です。

撮影日は、左が3月11日、真ん中が3月24日、右が4月12日です。この1か月で雪解けが進みました。

事務所の進入路脇の消雪の経過

<この壁は、自然の積雪+除雪機で吹き飛ばした雪でできた壁で、最も高い時には3メートルほどありました。赤白のポールの長さは2メートルです。>

【新型コロナウイルス感染拡大防止についてのお願い】

引き続き、皆様のご協力をお願いします。

上信越高原国立公園の利用においては、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、身体的距離の確保、マスクの着用、手洗いや3つの密を避けるといった「新しい生活様式」の実践をお願いします。また、上信越高原国立公園へお出かけの際には、上信越高原国立公園のページ<https://www.env.go.jp/park/joshinetsu/>、各自治体や訪問先が発信している情報を事前にご確認ください。

厚生労働省「新しい生活様式の実践例」

<https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_newlifestyle.html>

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2021年03月11日春めいてきました

上信越高原国立公園 志賀高原 則武敏史

こんにちは、上信越高原国立公園の志賀高原です。

雪はまだまだ豊富です。スキーにお出かけください。

「長野近隣県限定 スキーリフト券半額キャンペーン」が行われています。

長野県報道発表3月9日<https://www.pref.nagano.lg.jp/kankoshin/happyou/210309press.html>

※「信州版 新たな旅のすゝめ」を参考に、基本的な感染防止対策の実践にご協力をお願いします。<https://www.pref.nagano.lg.jp/kankoki/sangyo/kanko/tabinosusume.html>

さて、雪は豊富ですが、春めいてきました。

■国立公園内の標高約1,500メートルにある事務所への進入路の写真です。

まだ、進入路の脇には、自然の積雪+除雪機で吹き飛ばした雪でできた、2メートルくらいの高さの雪の壁があります(中央のポールの長さが2メートル)。これでも、このところの暖かさで、嵩(かさ)が減りました。

また、進入路の所々で雪が解けて、アスファルト(通路の黒い部分)が見えるようになってきました。

事務所へのアクセス道路である国道292号は、麓から事務所までの区間では、積雪はほとんどなく、無積雪期と同じような感じで運転できます。

ただ、気温は昼間でも氷点下のままという日があります。スタッドレスタイヤの装着やチェーンの携行(または装着)など、雪道の運転の準備は必要です。

志賀高原管理官事務所への進入路

<写真撮影者の背中側に事務所がある。3月11日撮影。>

■道路脇の霜柱(しもばしら)

霜柱は冬のイメージかもしれませんが、積雪のある場所では、雪が解けて地面が見えるようになってようやく見ることができるものです。

雪が解けても気温の低い日があることが分かります。

霜柱

<3月9日撮影>

霜柱の写真を撮影した場所の背中側には琵琶(びわ)池があります。まだ一面に雪があります。しかし、山の斜面では、木の幹の根元の雪が解け始めていて、春の気配を感じます。

びわいけ

<標高約1,400メートル。奥に見えるのは坊寺(ぼうでら)山。3月9日撮影。>

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2020年12月24日この秋の志賀高原の紅葉(蓮池周辺)

上信越高原国立公園 志賀高原 則武敏史

こんにちは、上信越高原国立公園の志賀高原です。

「アクティブ・レンジャー国立公園写真展」は、上信越高原、妙高戸隠連山及び中部山岳の3つの国立公園で働く環境省アクティブ・レンジャーが、日々の活動で撮影した景色や動植物、国立公園に関わる人の活動の様子などを展示する写真展です。

各国立公園に置かれた管理官事務所と自然保護官事務所が持ち回りで開催しており、先日まで長野市で開催していました。

その次の写真展を、志賀高原管理官事務所が担当します。

開催予定は次のとおりです。

■場所 楓の館(長野電鉄湯田中駅旧駅舎)長野県下高井郡山ノ内町

■期間 令和2年12月26日(土)から令和3年1月17日(日)まで

■時間 10時から20時まで

会場の隣には日帰り入浴施設があります。そのついでにでもご覧ください。

この会場では、山ノ内町に特化したコーナーを作る予定です。

準備した展示物の一つが、今年度の蓮池の紅葉の移り変わりを整理したものです。

今年は紅葉を長い期間見ることができたという感覚はありました。

整理してみると、志賀高原の蓮池(はすいけ:標高約1,500m)では10月の約1か月にわたり紅葉を見ることができたことが分かりました。

蓮池の紅葉10月2日 10月2日

池のほとりの低木が赤く色付く

蓮池の紅葉10月6日

10月6日

高木の色付きが少し進む

蓮池の紅葉10月12日

10月12日

黄色や茶色に色付いた高木が多くなる

蓮池の紅葉10月16日

10月16日

全体的に色付く。

周辺の山も色付いている。

蓮池の紅葉10月21日 10月21日

色あせや落葉が見られる

蓮池の紅葉10月30日 10月30日

落葉した木が多い

写真は上から、10月2日、6日、12日、16日、21日、30日に撮影したものです。

蓮池では、上から3枚目(10月12日)、4枚目(10月16日)の10月15日前後が紅葉の盛期だったようです。

その一方で、10月17日は志賀高原の中でも標高の高い、横手山(標高2,307m)や渋峠(標高約2,150m)などでは10cm近くの積雪がありました。

では、最近(12月18日)の様子です。紅葉の写真と同じく、事務所から蓮池を望んだ構図です。

12月18日事務所から蓮池を望む

人工降雪や12月14日からの降雪により、志賀高原に18あるスキー場のうち、半数以上のスキー場が営業しています。

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2020年12月18日「ねずこ」の木

上信越高原国立公園 志賀高原 則武敏史

こんにちは、上信越高原国立公園の志賀高原です。

日本での映画の興行収入を塗り替えている映画の登場人物に「ねずこ」がいます。

この読みと同じ「ネズコ」と呼ばれる木を紹介します。

ネズコは「クロベ」と呼ばれる木の別名です。針葉樹のヒノキの仲間で、冬になっても緑の葉が残ります(常緑針葉樹)。分布は主に本州北部です。また、神社などでは大きな木となり、天然記念物に指定されているものもあります。

さて、今回紹介するネズコは、志賀高原に近い長野県木島平(きじまだいら)村の国立公園内にある「巨大ネズコ」です。10年ほど前に発見されたもので、樹齢1000年以上と推定されています。

10月29日に紹介した、高山植物等保護強化パトロールの際に、この木を見てきました。

巨大ネズコ

<中央に立っている人と比べると大きさを実感できると思います。幹回りは10.92m、樹高は23.5mだそうです。10月27日撮影。>

木島平村の巨大ネズコ

<この木の前に10人くらいが立って記念写真を撮れるような大きさです。案内してくださった方によると、幹の周囲が丸くなく、この写真の中央がへこんでいるのは古い株が朽ちてできたものだろうとのこと。10月27日撮影。>

なお、巨大ネズコは一般の方の到達が難しい、登山道を外れた山の中に生育しているため、生育場所は伏せます。

また、巨大ネズコのあるカヤの平高原へのアクセス道路は5月中旬(予定)まで冬期通行止めです。

事務所から雪景色

<14日(月)から降雪が続いています。気を付けてお出かけください。志賀高原では、雪は国立公園の利用に必要な資源です。12月17日撮影。>

■上信越高原国立公園公式インスタグラム

上信越高原国立公園インスタグラム

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2020年12月03日雪に残された足跡

上信越高原国立公園 志賀高原 則武敏史

こんにちは、上信越高原国立公園の志賀高原です。

12月2日、雪に動物の足跡が残っていました。

ノウサギの足跡

<ノウサギ。写真の上方向へ移動。足跡の並び方(足の運び方)に特徴があります。>

ニホンザルの足跡

ニホンザルの群れの足跡

<ニホンザル。前足、後ろ足とも親指と他の4本の指が分かれています。また、ふつう群れで生活するので同じ場所にたくさんの足跡が残ります。>

ひづめの跡

<蹄(ひづめ)の跡も残っていました。おそらくニホンカモシカです。ニホンジカは志賀高原では生息数が少ないので足跡を見ることが少ないと思います。また、副蹄(ひづめの少し上にあるもの)の跡が目立たないのでイノシシでもなさそうです。>

不明の足跡

<この足跡は分かりませんでした。大きさの目安となるものを一緒に写していないので、事務所に戻ってから判断するのが難しくなりました。左上の跡はおそらくノウサギだと思うので、小型の哺乳類のものだと思います。>

志賀高原では、ニホンザルは見ることが多いですが、ほかの哺乳類はあまり見ることがありません。あまり姿を見ることができない動物も、足跡から種名を判断できれば生息していることが分かります。

なお、すべての写真はコントラストが出るように補正しています。

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2020年12月01日志賀高原 スキー場営業中

上信越高原国立公園 志賀高原 則武敏史

こんにちは、上信越高原国立公園の志賀高原です。

下の写真は、標高約1,500mにある事務所の裏の斜面です。先週末に積もった雪が、まだ一面に残っています。「根雪」になりそうです。

事務所裏の積雪

<12月1日撮影>

また、事務所の近くにある蓮池は、凍っては解けを繰り返しています。

事務所から蓮池を望む

<12月1日撮影。写真中央の左右に細長いのが蓮池。右側手前の流れ込みに近い所は凍っていないが、その他の部分は凍っています。この場所では道路に積雪はありません。>

さて、志賀高原では営業中のスキー場があります。

各スキー場とも、新型コロナウイルス感染症対策を徹底し、安心してお客様にご来場いただけるよう取り組んでいるとのことです。

また、志賀高原のスキー場では、今週末の12月5日(土)、6日(日)の2日間は、リフト券(全山共通券)が特別料金で安くなります。また、12月20日までの初滑り期間は通常よりも安い料金設定です。

ぜひ、お出かけください。

なお、積雪や路面凍結のおそれがあります。自家用車の場合は、必ずスタッドレスタイヤ(またはタイヤチェーン)装着のうえ安全運転でお出かけください。

【新型コロナウイルス感染拡大防止についてのお願い】

上信越高原国立公園の利用においては、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、身体的距離の確保、マスクの着用、手洗いや3つの密を避けるといった「新しい生活様式」の実践をお願いします。また、上信越高原国立公園へお出かけの際には、上信越高原国立公園のページ<https://www.env.go.jp/park/joshinetsu/>、各自治体や訪問先が発信している情報を事前にご確認ください。皆様のご協力をお願いします。

厚生労働省「新しい生活様式の実践例」

<https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_newlifestyle.html>

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