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中部地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [中部地区]

「北アルプストレイルプログラム」対象地域を飛騨側の山々に拡大します!

2023年09月20日
上高地 松下裕之
こんにちは!上高地アクティブ・レンジャーの松下です。

この連休(9/16~18)は天候に恵まれ、河童橋周辺は繁華街のようなにぎわいとなりました。訪れた皆さんは雄大な自然を満喫されたことと思います。
最近の上高地は最低気温が12~13℃と寒い日もありますが、日中はまだまだ暑く、半そでシャツでも汗ばむくらいです。秋は寒暖の差がはげしいため来園する際は服装や体調管理に気を付けてください。

■にぎわう河童橋周辺

さて、「北アルプストレイルプログラム」はご存じでしょうか?
北アルプス南部地域(槍穂高連峰、常念山脈の長野県側)の登山道を維持するために、登山者皆さんの参加方法の一つとして、協力金を呼びかけているものです。今回、その対象地域を飛騨側の山々に拡大するために実証実験が開始されました。先日、取組の一環で上高地側(長野県側)の登山者と飛騨側の登山者の動態を把握するため、両方の主要な登山口に登山者カウンターを設置しました。上高地側は横尾の涸沢方面と槍ヶ岳方面の2箇所に設置しています。もし、登山者カウンターを見かけられましたら「北アルプストレイルプログラム」を思い出して下さい。
登山道を未来に繋げるためにも「北アルプストレイルプログラム」への参加をお願いします!

■「北アルプストレイルプログラム」飛騨側実証実験の開始について
https://chubu.env.go.jp/shinetsu/pre_2023/press_00080.html

■横尾大橋の涸沢方面に設置したカウンター

■「北アルプストレイルプログラム」のチラシです。

■現在実施されている長野県側のチラシです。

■実証実験実施中の飛騨側のチラシです。