アクティブ・レンジャー日記 [中部地区]
冬の準備
2019年10月25日
中部山岳国立公園
こんにちは。立山管理官事務所の中山です。
10月22日に立山は初冠雪を記録し、巡視を行った24日もうっすらと白くなっている様子を確認できました。
事前に情報収集のうえ、暖かい服装でお出かけください。
【初冠雪の立山】10月24日撮影
さて、室堂では冬の準備が始まっています。
11月下旬の室堂は非常に厳しい環境となって雷鳥沢野営場に幕営することが危険となり、また周辺の山小屋が閉鎖しトイレが利用できなくなります。
みなさまの安全確保とし尿の散乱防止を目的とした「仮設野営指定地」を開設する可能性があるため、その目印となる竹棒を設置しました。
※積雪が少ない場合は仮設野営指定地を開設しないことがあります。
詳細は、後日お知らせ致します。
【仮設野営指定地の目印】10月24日撮影
この時期は、室堂平や弥陀ヶ原等もいつ雪が積もっても不思議ではない時期です。
吹雪で視界不良になり、目的地に辿り着けない可能性もありますので、決して無理のない行動をお願い致します。
室堂平では積雪期におけるみなさまの安全確保と自然環境保全のため、以下のルールを設けていますので、ご一読をお願いします。
※お知らせ※
・室堂平と雷鳥沢を結ぶ代替歩道(歩道通行注意ポスターの緑色の線)に設置されている橋3基は10月28日(月)に冬期撤収する予定です。撤収後は渡渉箇所があるため、山小屋沿いの歩道をご利用ください。
・雷鳥沢野営管理所は、10月31日(木)に閉鎖します。閉鎖後も幕営は可能ですが、トイレや水場の利用はできません。携帯トイレをご持参いただくか、山小屋のトイレをご利用ください。