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中部地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [中部地区]

河童橋

2020年06月11日
中部山岳国立公園

こんにちは。

上高地管理官事務所の松下です。

上高地といえば、みなさんはなにを思い浮かべますか?

険しい穂高の山々、梓川の清流、美しい花々でしょうか?

きっと「河童橋」を思い浮かべる方もたくさんおられると思います。

河童橋に立って、上流を見れば雄大な穂高連峰、下流を見れば今なお噴煙をあげる焼岳を望むことができます。

だれが言い始めたかは知りませんが、最近は「上高地のランドマーク」とさえ呼ばれています。

カラマツでできた河童橋は、どこから見ても上高地の自然と調和した美しい吊り橋です。

河童橋と穂高連峰

河童橋と焼岳

右岸から見た河童橋

主塔の太さを測ると、最も太いところで直径約500mmもありました!

芥川龍之介の『河童』はみなさんもご存じのことと思います。

「河童橋」が有名になったのは、『河童』に「河童橋」が出てきたからだという説があります。

そのくだりは、穂高に登りきに来た主人が梓川の縁でお昼ご飯を食べていると、偶然、河童に出会います。その河童を追いかけるうちに穴に落ち、落ちる瞬間、「河童橋」を思い出すというものです。

芥川龍之介自身も明治42年(1909年)に上高地から槍ヶ岳に登っていますね。

現在の河童橋は、平成9年(1997)に架け替えられました。

これが何代目の橋になるのかは、5代目?、6代目?、7代目?と諸説あるようです。

上高地ビジターセンター入口近くには、2代前の欄干が展示してあります。

上高地にお越しの際は、是非、ご覧ください。懐かしく思う方もいらっしゃるのではなでしょうか?

上高地ビジターセンター入口近くのある2代前の河童橋の欄干

2代前の河童橋の欄干の説明書き

河童橋。

それは、「上高地に来てよかったなあ~」と思える最高の場所です!!

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なお、この投稿は「おうちで国立公園を楽しもう!プロジェクト」に基づいて実施しています。