アクティブ・レンジャー日記 [中部地区]
*厳しい冬に備えて*
2015年10月27日10月も終わりにさしかかり、だいぶ寒くなりました。いろいろな開山準備作業を経てやっと開山したかと思うと、あっという間に閉山時期が訪れます。登山者で賑わっていた別当出合も静まりかえり、今は冬を待つのみとなりました。
それでも別当出合周辺まではまだ紅葉が見られます。今年は色づきが良くないとの言葉をちらほら聞きましたが、感じ方は人それぞれで、私はそんなことはないと思います。毎年様々に姿を変えて違った景色を見せてくれますし、自然ほど美しいものはないと改めて感じます。
24日土曜日に行った際はこんな感じでした↓
砂防新道の紅葉
葉っぱが落ちて見通しが良くなるとまるで別世界です。足下には落ち葉のじゅうたんが広がり、ザクザクと音を立てて歩くのがおもしろいです。
青空に映えるマユミ
可愛い桃色の部分は花では無く果実なんです。熟すとパカッと開いて種子が顔を出します。
案内看板の撤去
毎年恒例の作業です。冬に備え一方通行の看板を取り外しました。パークボランティアの皆さん、ありがとうございます。
さて、白山国立公園内の様々な施設も冬期閉鎖しますので、お知らせです。
【甚之助避難小屋】 夏期トイレと給水設備は使用できませんのでご注意ください。休憩舎と冬期用トイレは使用可能です。
【殿ヶ池避難小屋】 休憩室とトイレは通年使用できます。水場はありません。
【市ノ瀬ビジターセンター】 11/5で今季の供用を終了します。トイレは使用できなくなりますので、ご注意ください。