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中部地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [中部地区]

白山水を巡る旅~スノーシューで冬の森へ~開催

2013年01月29日
白山
こんにちは。
白山市白峰では雪が大分積もりました。
これで2月1日と8日に開催される雪だるま祭りも安心ですね。

さて、1月26日に白峰にある白山国立公園センター周辺で、「白山水を巡る旅~スノーシューで冬の森へ~」を白山市ジオパーク推進室と共催で開催しました。

当日は、非常に天候が荒れており、開催か否かを大分迷いましたが、白峰のこの豪雪を感じてもらいたい!という意味も込め、開催することとしました。
強行開催をしたにも関わらず、20名もの参加者が集まってくれました。(もちろん、キャンセルもありました 笑)
やはり、皆さんは雪の上を歩きたかったのだろう、開催を先延ばしにしたら今回の参加者でも来れない人が出ただろう・・と私の判断を過剰評価しながらも、心の中では「来てくれてありがとう!!」と大きく大きく叫んでいました。本当にありがとうございました。

さあ、雪が凄すぎて動物の足跡さえ見られませんでしたが、山麓の予報は90cmとニュースで言っていた降雪の中、フワフワの雪をかき分けて見られた世界はどう感じてもらえたのでしょうか。

【橋にもフワフワの雪が、だいぶ積もっています。】

【橋の途中横を見ると、石の上にキレイに雪が積もっていました】

環境省が組織する白山国立公園パークボランティアからもスタッフとして来てもらい、道中ガイドをしてもらいました。

【向こうからラッセルしてきます。世良ARは近道して待ち伏せします】

【道中、クジラに見える!とのことで目を付けてもらいました。】

こんな中で足跡が見つかったら、動物も私達のすぐ側にいるということも想像出来ますよね。
白山の水が、生きものや、森、白峰という土地を育て、私達の文化を生み出しています。
今年度、国立公園指定50周年を機に実施した観察会「白山水を巡る旅」は、第4回目になりました。