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中部地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [中部地区]

白山国立公園の登山者カウンターについて

2021年07月08日
白山国立公園 森由利子

こんにちは!白山アクティブレンジャーの森です。

7月に入りいよいよ暑くなってきましたね。

事務所所在地である白峰は標高500メートル付近なのですが、夜は半袖でないと蒸して眠れなくなってきました。

さて、白山では山開きの少し前に登山者カウンターの設置を行いました。

登山口でこんな物体を見たことはありませんか?

これは登山者カウンター

この物体の名称は「登山者カウンター」といいます。

登山者の通った日時や方向(入山か下山か)をカウントしてくれます。

これによって登山道がどの時期にどの程度利用されたかある程度把握できます。

白山は登山者カウンターの数が他公園よりもかなり多いです。

令和3年度は一部設置出来ない箇所があり、計17箇所に設置しました。

いっぱいあるよ~~。

カウンターの設置数が多いので事務所には大量のカウンターが・・・この受け渡し準備として動作点検、最終チェックを事務所で行っております。

車庫からはみ出したカウンター

カウンター作業引き続き

一つ一つチェックしてこの膨大な量のケースの中にしまっていきます。

太陽光パネルの状態、バッテリーの電圧やリモコン動作チェックなどなど、かなり大変な作業です!

細かく点検記録や備品チェックをしておかないと記録が取れていなかったり、設置の際の部品が足りなくて後日再設置ということになってしまいます。

こうして設置した登山者カウンターの記録は国立公園を適切に維持管理するために役だっております。

皆様も登山口付近で彼らをみかけたら「いつもお疲れ様です!」と心の中で声をかけてあげて下さいね。

カウンターだよっ!