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中部地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [中部地区]

冬季閉鎖

2013年11月28日
白山
本日、白山登山の主要登山基地に繋がる風嵐(白峰)~市ノ瀬までの県道が閉鎖されました。
市ノ瀬、別当出合で工事していた箇所も雪が降る前に無事に終わりました。
今年度国立公園内で行った工事は以下です。
【工事箇所】
○岩屋俣谷園地
丸太階段を付け、老朽化したベンチや道標を整備しました。
散策道中にある看板は、各路線の所要時間4カ国語対応をしており、外国から来られた方にも分かり易く案内しています。


【エントランスも格好良くなりました】
○別当出合園地工事
駐車場と休憩舎前に園地の案内板を3箇所設置しました。
老朽化した駐車場~休憩舎までの歩道もきれいに整備されています。

【迷ったら見てみてください】

○トンビ岩コース(南竜山荘横の木道)
壊れていた木道が新しくなりました。

【基礎もしっかりしていて太い木材を使っています。】

○新大笠山避難小屋建設 ※富山県に施工委任
老朽化した旧避難小屋を撤去し、大笠山山頂付近に避難小屋を建設しました。

【新避難小屋】

○刈込池~六本檜の登山道整備 ※福井県に施工委任
丸太階段を設置し、道標も新しくしました。
また、山越邸跡地にベンチを設置しました。

【とても歩きやすい】

○砂防新道一方通行(下り)※石川県に施工委任
崩れていた登山道を整備し、落石対策を行いました。

○お池巡り看板整備 ※石川県に施工委任
老朽化した看板を新しくし、外国語表記を加えました。

【報告事項】
●神鳩ノ宮避難小屋のトイレについて
また、岐阜県郡上市石徹白地区から美濃禅定道を登ると神鳩ノ宮避難小屋があります。
こちらでは来年度からトイレが無くなり、携帯トイレブースを設置する予定です。
携帯トイレを持参、もしくは現地で購入して用を済ませてください。

●冬~春における各避難小屋でのマナー
避難小屋での窓の閉め忘れが原因で施設内に雪が入ってしまい、春先に管理者が雪かきを強いられるような報告を毎年のように受けています。入、退室した後は必ずドアを閉めたか確認をしてください。
また、ゴミや汚物の放置はご遠慮ください。

また来春の県道の開通が楽しみですね。