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中部地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [中部地区]

開山に向けて

2011年06月06日
白山
こんばんは。

前回の日記から怒濤の様に1ヶ月が過ぎて行きました。
白山にも夏鳥が飛来し、事務所からはアカショウビンなど様々な鳥の声が聞こえます。
いつの間にか寒さが無くなっていましたね。


今年度に入り、僕が活動の調整・運営を行っている白山国立公園のパークボランティアの活動も二回行いました。
その活動内容について、少し紹介したいと思います。

・第一回活動「応急処置研修」
白山市鶴来公民館で行いました。
ボランティアの皆さんは講師の消防署の職員さんに積極的に質問をし、講習を受ける姿は真剣そのものでした。
これで何かあったときは大丈夫ですね。


【真剣!】

しかし、定期的に受けないと忘れてしまうとボランティアさんからの声がありました。確かに実際に救護が無いのはいいことですが、やらないと忘れます。研修会は何度やってもいいものですね。



・第二回活動「市ノ瀬・岩屋俣谷園地巡視」
市ノ瀬ビジターセンターを中心に、両園地が挟むようにあります。
登山道の修繕箇所や、自然情報収集、自然観察・体験の資源探し、登山道清掃を行いました。
そのため、当日は普段よりもゆっくり歩いてもらいました。
すると、普通に歩くと見つけられない不思議をいっぱい発見しました。


【今日はゆっくりと・・】

岩屋俣谷園地で折れた枝を除去すべき箇所や、気になった自然情報を地図上に落としました。白山によく登るボランティアさんは「こんな良い道があるのを知らなかった」と園地をべた褒めしてました。



また、先週は白山スーパー林道の開通式(岐阜県側)もあり、白山国立公園は開山に向けて着々と準備が進んでいます。
あっという間に春が過ぎてしまいました。
うかうかしていると、夏もあっという間に過ぎてしまいそうですね。


【無事故を祈ります】

式典から帰ると、北国新聞の記者さんが事務所に来ました。
とっっても余談ですが、「スーパークールビズ」の内容で新聞に載りました。
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http://www.toyama.hokkoku.co.jp/subpage/H20110602104.htm

地震の影響でみなさんは節電に勤しんでいると思いますが、この夏は大変そうですね。
涼しい白山麓からだと説得力に欠けるとは思いますが、遠い北陸の地でも、蛍光灯の間引きやPCの照度設置などをはじめ、節電対策をしっかり実施していきます。皆さんでこの夏を乗り越えましょう。