皆さま、はじめまして。 4月から白山自然保護官事務所にやってきたアクティブ・レンジャーの1人※、大石佳織と申します。 3月まで南アルプス自然保護官事務所のアクティブ・レンジャーをしていましたが、これから白山でお世話になります。白山初心者なので白山のことを学びながら、皆さまに旬な情報や魅力を発信していきたいと思っています。どうぞよろしくお願いします。 さて、話は4月3日、着任した日にさかのぼります。 白山国立公園はいわゆる「豪雪地帯」に位置しており、世界でも有数の積雪を誇る地域になります。当然、白山自然保護官事務所がある白山市白峰も豪雪地帯なわけで、4月というのに周辺は雪、雪、雪!!! 豪雪地帯での生活経験が皆無の私は、もうこれだけでテンションが上がりました(さすがに2週間以上経つと落ち着いてきましたが)。 そして、出勤初日。出勤前に白山を見たくて、事務所から1kmほどの距離にある国立公園センターへ。ここから白山を見ることができます。この日、白山は青空の下、真っ白に輝いて本当にきれいでした! (白く輝く白山。右から御前峰、大汝峰、七倉山。4月3日撮影) また、白峰の集落から市ノ瀬、別当出合(白山の登山口の一つ)へ向かう道路は冬期通行止めのためゲートが閉まっており、周辺は雪だらけでした。 (白峰から市ノ瀬へ向かう道のゲート。4月4日撮影) ゲートの先は冬期通行止め解除に向けて作業中です。通行できるのは、まだもう少し先のようです。 さらに国道157号沿いの神社(堂埜森神社)では、こんな光景も・・・ (半ば雪に埋もれた狛犬。4月3日撮影) よく見ると狛犬が木枠の中に入っています。変わっているなと思いましたが、これは雪囲いなのですね。こんな基本的なことも知りませんでした。 地元の方によると、今年は雪解けが遅いそうです。 暖かい日が続いた4月10日には山頂が黒くなった!と思ったら、4月20日には山頂はまた白くなっていました。 (上:4月10日の白山。大汝峰山頂は雪が溶けたように見えます。 下:4月20日の白山。山頂がまた白くなっています。) 雪が溶けたり積もったりを繰り返しながら春を迎えるんですね。 まだ雪をまとっていますが、新緑の季節や登山シーズンが今から待ち遠しいです! ※今年度から白山のアクティブ・レンジャーは二人となりました。もう一人のアクティブ・レンジャーは4月に白山にやってきたフレッシュマンです!近々この日記を更新しますので、こちらもお楽しみに! |