みなさん、こんにちは。 白山麓は木々の緑が鮮やかです。 標高830mの市ノ瀬周辺では、エゾハルゼミが鳴く季節になっています。 さてさて、白山山頂付近はどうでしょうか... (標高約2,300mの弥陀ヶ原からの白山 6月5日撮影) 山頂付近はまだ雪です。 甚之助避難小屋から先は断続的に雪があり、雪の急斜面をトラバースする箇所などもあります。夏道を安心して登れるようになるには、もう少し時間がかかりそうです。 しかし、皆さんに快適に楽しく登っていただくための準備は着々と進んでいます。山小屋もすでにスタッフが入り、登山者を迎えるために様々な準備をしています。(夏季営業はまだ先ですが。) もちろん私たちも準備中です。 石川県側の登山口の1つ別当出合では、パークボランティアの活動として、駐車場と園地の清掃を行いました。毎年恒例の活動になっていますが、今年も5月11日にきれいにしましたよ!では、パークボランティアの皆さんの活躍の成果をご覧あれ♪ 毎年掃除をしても、翌年にはしっかり土砂が詰まっている側溝や集水升。
(今年も見事に溜まってました集水升。) 中に溜まっているのは、落ち葉、泥、石、石と呼ぶには大きな石...。
しかも水を含んでかなり重い! 鋤簾(じょれん)やスコップを使ってかき出します。 (ここは力自慢の猛者達が大活躍!!) お陰様でとてもきれいになりました。 (清掃後の集水升)
側溝の流れを阻害していた駐車場の一番奥にある側溝の詰まりもこの通り!!!
(左:Before、右:After) 力自慢の皆さんが集水升と戦っている頃、 他の皆さんは広大な駐車場に散らばる落ち葉や枯れ枝をサササッと集めていきます。
(大量の落ち葉も手際よく集めていきます) 皆さん、毎年のことながら本当に手際がよく、あっという間にきれいになりました! (駐車場清掃Before左、After右) さらに今年は駐車場から別当出合休憩舎間の園路周辺のゴミ拾いにも力を入れました。その結果、これまで気付かなかったゴミがいろいろ発掘されました。 傘、年代物の空き缶等のほか、風か雪崩か...どこかの資材が飛ばされてきたのかトタン板など大物のゴミも落ち葉の下から回収されました。
この日、一番印象的だったのは、あるパークボランティアの方が、落ち葉に埋もれ、草むらに潜むゴミを次々に発見していた姿です。まるで鷹の目のようでした。私のゴミ探しは足下に気を取られすぎだと教えられた気がしました。すぐに鷹の目を手に入れるのは難しいかもしれませんが、もう少し視野を広くして歩くように修行します。
今年ももうじき夏山シーズンが始まります! 登山時にトタンのような巨大なものを落とすことはないかもしれませんが、皆様も白山の美化に引き続きご協力をお願いします♪
|