アクティブ・レンジャー日記 [中部地区]
*雪だるままつり*
2015年02月19日 白山自然保護官事務所は石川県白山市の白峰地区という白山の麓の集落にあります。白山への石川側の玄関口であるこの白峰地区、日本でも有数の豪雪地帯で、石川県内の他の地域と比べても雪の量は桁違いです。屋根雪下ろしも除雪も大変な労力を要しますが、人々はこの雪とうまくつきあいながら独特な文化と生活様式を生み出して暮らしてきました。ノスタルジックな魅力にあふれた地域です。
毎年1月下旬からから2月上旬に開催される「雪だるままつり」は、大量に降る雪を何とか楽しむことができないか、という地元住民の声により誕生しました。雪深い山奥の集落が、この日は特に人々で賑わっています。
【雪だるまたち】
各民家の前に雪だるまが立ち並びます。それぞれ個性があって可愛いですね。夜にはろうそくが点灯され、いつもと違った幻想的な雰囲気です。また、住民がお店を出し、食べ歩きも楽しむことがきます。
今回私は環白山保護利用管理協会の出店のお手伝いとしておまつりに参加してきました。この日はとても人が多く、お店も大盛況でした。地域の人も観光客も、一緒になって楽しんでいたのが印象的でした。
【お店の様子】
白山事務所の前にも雪だるまができました!なかなか可愛いと思いませんか?事務所前は人通りが少ないので、あまり見てもらえないのが残念ではありますが。
【ねこ】
白山国立公園に多くの人が訪れるように・・・。