
アクティブ・レンジャー日記 [中部地区]
白山とパークボランティアと私の2024年度
2025年03月26日
白山国立公園
少しずつ春へ
こんにちは。
白山自然保護官事務所の大石です
3月中旬は寒さが一時戻って雪が積もりましたが、陽差しが暖かくなり、シジュウカラなどのさえずりが聞こえるようになってきました。除雪されている場所ではふきのとうがひょっこり顔を出していますし、事務所裏の急な斜面では雪がずり落ちて植物が顔を出し、それ目当てのカモシカが連日滞在しています。
白山自然保護官事務所の大石です
3月中旬は寒さが一時戻って雪が積もりましたが、陽差しが暖かくなり、シジュウカラなどのさえずりが聞こえるようになってきました。除雪されている場所ではふきのとうがひょっこり顔を出していますし、事務所裏の急な斜面では雪がずり落ちて植物が顔を出し、それ目当てのカモシカが連日滞在しています。

この冬は全国的に大雪となりましたが、事務所が位置する石川県白山市白峰も例外ではなく、多いときには約3mの積雪がありました。事務所の屋根には一時2m近い雪が積もったため、屋根雪下ろしの作業日までドキドキしたり、5mを超える積雪となった国道157号の石川-福井県境の峠をワクワクしながら通勤したり、数年ぶりに豪雪地帯らしい冬を満喫しました。
数年間、白峰の冬を経験していますが、降り方が同じ年というのはなく、当たり前なのですが、毎年違う冬になるのはとても興味深いです。
数年間、白峰の冬を経験していますが、降り方が同じ年というのはなく、当たり前なのですが、毎年違う冬になるのはとても興味深いです。


刺激的な1年
毎年違うと言えば、白山自然保護官事務所での仕事も毎年似ているようでいて色々と変化があります。
まず、2024年度は5月から職員が1人増えて4人体制となり、事務所の模様替えがあったり、業務の回し方が変わったり、事務所の様子が大きく変わりました。また、7月には異動によって自然保護官が替わり、事務所の雰囲気がまた変化しました。
さらに今年度は数年に一度のパークボランティアの追加募集が行われ、説明会と養成研修を経て、12名の方をお迎えし、新しい環境と仲間で活動に取り組む刺激的な1年になりました。
まず、2024年度は5月から職員が1人増えて4人体制となり、事務所の模様替えがあったり、業務の回し方が変わったり、事務所の様子が大きく変わりました。また、7月には異動によって自然保護官が替わり、事務所の雰囲気がまた変化しました。
さらに今年度は数年に一度のパークボランティアの追加募集が行われ、説明会と養成研修を経て、12名の方をお迎えし、新しい環境と仲間で活動に取り組む刺激的な1年になりました。

清掃に、補修に、白山国立公園で大活躍
ここからは私が担当しているパークボランティア活動の2024年度を少し振り返りたいと思います。
パークボランティアは環境省が登録するボランティアで、白山では外来植物対策や保全活動、清掃や施設を維持するための作業などを、毎年実施しています。
例えば、春先に白山国立公園へ続く道路の冬期通行止めが解除されると、散策路や登山口などにある施設を皆さんが快適に利用できるように、掃除をしたり、案内看板を設置したりしています。
夏山開きの前には避難小屋の清掃に行き、盛夏には高山帯で植生保護柵の簡単な補修もしています。
活動は完全なボランティアですが、作業道具を背負って、自分の足で現地へ登って大変なはずなのに、いつもとても楽しく活動してくださいます♪
パークボランティアは環境省が登録するボランティアで、白山では外来植物対策や保全活動、清掃や施設を維持するための作業などを、毎年実施しています。
例えば、春先に白山国立公園へ続く道路の冬期通行止めが解除されると、散策路や登山口などにある施設を皆さんが快適に利用できるように、掃除をしたり、案内看板を設置したりしています。
夏山開きの前には避難小屋の清掃に行き、盛夏には高山帯で植生保護柵の簡単な補修もしています。
活動は完全なボランティアですが、作業道具を背負って、自分の足で現地へ登って大変なはずなのに、いつもとても楽しく活動してくださいます♪




毎年恒例の活動ではあるのですが、作業の環境は毎年違っています。
2024年は雪解けが早かったため、残雪の影響で作業ができなかったということがなかった一方で、例年にはない勢いで植物が生長・繁茂していて春先なのに作業がしにくい場面がありました。(大雪だった今年はどうなるか・・・。)
2024年は雪解けが早かったため、残雪の影響で作業ができなかったということがなかった一方で、例年にはない勢いで植物が生長・繁茂していて春先なのに作業がしにくい場面がありました。(大雪だった今年はどうなるか・・・。)
皆さんと自然をつなぐ
9月には一般の方向けに自然観察会を開き、パークボランティアが自然解説を担当しました。

植物観察では、ハチに花粉を運んでもらうための特別な構造がある花について、細い落枝を使って、ハチに花粉がつく仕組みを体験しながら観察したり、絵と実物を見ながら樹木の生長の仕方を学んだりしました。
実際にフィールドに出て観察すると、本や座学では得られない感動があるようで、アンケートではとても高い評価をいただきました。振り返りの場面でも、今後もぜひ継続して欲しいというご意見をいただいたので、2025年も自然観察会を開催しようと現在準備中です!
実際にフィールドに出て観察すると、本や座学では得られない感動があるようで、アンケートではとても高い評価をいただきました。振り返りの場面でも、今後もぜひ継続して欲しいというご意見をいただいたので、2025年も自然観察会を開催しようと現在準備中です!
積雪期には白山市主催の市内の小学生を対象とした行事に協力し、スノーシューを使った冬の自然観察会も行いました。子どもたちだけでは入れない冬の山の中で、パークボランティア(レンジャーも!)と一緒に動物の足あとを見つけたり、巨大な氷柱を手に入れたり、2024年度も大いに楽しんでもらえました。
慣れるまでは自然の中に足を踏み入れることが怖かったり、ひとりでは見落としてしまう小さな花やものがあったりしますが、その場所をよく知るガイドと歩くと、新しい発見に出会うことができます。
ガイドと歩くと、いつもはただ登るだけ、通り過ぎるだけだった登山道が、見どころ満載の場所に見えてくるかもしれません。
白山国立公園では、ボランティアによる自然解説や有料のガイドによる登山ツアーなどがたくさんあるので、自分にあった観察会やツアーを探してぜひ参加してみてください。
慣れるまでは自然の中に足を踏み入れることが怖かったり、ひとりでは見落としてしまう小さな花やものがあったりしますが、その場所をよく知るガイドと歩くと、新しい発見に出会うことができます。
ガイドと歩くと、いつもはただ登るだけ、通り過ぎるだけだった登山道が、見どころ満載の場所に見えてくるかもしれません。
白山国立公園では、ボランティアによる自然解説や有料のガイドによる登山ツアーなどがたくさんあるので、自分にあった観察会やツアーを探してぜひ参加してみてください。

月別一覧
年 | 月 |
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