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中部地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [中部地区]

志賀高原にも本格的な夏山シーズン

2019年07月03日
志賀高原 則武敏史

こんにちは、上信越高原国立公園の志賀高原です。

7月1日は多くの場所で山開きが行われたと思います。

志賀高原でも、横手山(よこてやま)と志賀山(しがやま)の開山祭が行われ、本格的な夏山シーズンが始まりました。

開山祭が行われた横手山は、志賀高原で2番目に標高の高い山(2,307m)です。

標高の高い山と聞くと大変そうに感じられるかもしれませんが、ほとんど歩かずに山頂近くまで行くことができます(お金がかかりますが)。山ノ内町側からは「スカイレーター」と「リフト」を乗り継いで、渋峠からは「リフト」1本です。

山頂近くには日本一高いところにあるパン屋さんや「クランペット」のカフェがあります。晴れている日は日本海や富士山も見えるそうです。食べ物だけでなく、国立公園の素晴らしい景色も楽しんでください。

志賀高原というと「スキー」というイメージがあるかもしれませんが、夏にも「池や沼」、「高山植物」、「石の湯のゲンジボタル」などの見どころがあります。また、何より標高が高いので夏でも涼しいです。

志賀高原にどうぞお出かけください。

横手山スカイレーター

<スカイレーター>

■う回路の情報■

横手山山頂部から四十八池(しじゅうはちいけ)方面に徒歩で利用される方へ、通行の際の注意事項をお伝えします。

四十八池方面に向かう際、ゲレンデをショートカットする登山道がありますが、落石のため通行困難です。ショートカットせず、う回路としてゲレンデを通行してください。

横手山山頂部から四十八池方面へのう回路

<横手山山頂部から四十八池方面へのう回路の案内。地理院地図に情報を書き加えた。>

登山道上の落石

<登山道をふさぐ形で落石が止まっているので通行が困難。>