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中部地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [中部地区]

志賀高原の紅葉

2012年10月19日
志賀高原
こんにちは、志賀高原からです。
まず志賀高原自然保護官事務所の近くの紅葉の様子から。事務所は国立公園内にあり、志賀高原蓮池の近く、標高約1,500mにあります。
事務所から蓮池方向を望みます。蓮池の周りのシラカバの紅葉(黄葉)が始まっています。山は左奥が焼額山、左が西館山、右が東館山です。スキー場がいくつか見えます。




今回は四十八池公衆便所が今シーズンの供用を終えたため、利用者数把握のために設置したカウンターを撤去しに行きました。

四十八池への出発点となる前山から北アルプスを望むことができました。


一番奥に見えるのが北アルプスで、右から白馬三山、唐松岳、五竜岳、鹿島槍ヶ岳といった北アルプス北部(私のもう一つの担当地区の中部山岳国立公園後立山地区)の山々の頂が分かります。
北アルプスより近い位置で写真の右の方に見えるのが、妙高、戸隠、飯綱高原の山々です。こちらは志賀高原と同じ上信越高原国立公園に含まれる山々です。
最も近い三角形の頂は志賀高原の坊寺山です。


さて、四十八池に向かう歩道は、渋池に近い箇所で浸食がみられます。
通行は可能ですが、岩がごろごろとしているので歩きにくさを感じられるかもしれません。お気を付けてご通行ください。




四十八池湿原(標高約1,900m)の様子です。
裏志賀山では山裾でダケカンバの紅葉がみられますが、針葉樹とササが主なので緑が目立ちます。



志賀高原は紅葉が進みグリーンシーズンの終盤です。事務所付近では気温が10℃前後となる日があります。防寒対策をなさってお出で下さい。