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中部地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [中部地区]

志賀高原でも少しずつ春を感じています

2024年04月19日
志賀高原 則武敏史
こんにちは、上信越高原国立公園の志賀高原です。
 
志賀高原などではまだまだ滑れるスキー場があります。
4月19日時点の志賀高原管理官事務所の担当区域にあるスキー場の営業情報です。どうぞお出かけください。
 
・志賀高原では8つのスキー場が営業しています。内訳は、横手山渋峠地区1つ、熊の湯地区1つ、高天ヶ原地区1つ、寺子屋地区1つ、一の瀬地区2つ、焼額山地区1つ、奥志賀高原地区1つです。このうち一部のスキー場では5月上旬のゴールデンウイーク後も営業を予定しているところがあります。
・野沢温泉村にあるスキー場も営業しています。
・志賀高原の残りの9スキー場、須坂市及び高山村にあるスキー場は3月末までに営業を終了しています。
<注意書き>
※特定のスキー場の宣伝にならないように具体的なスキー場名を書いていません。
※土日のみの営業など営業期間が限られているスキー場があります。お出かけの前にご確認ください。
 
 
では、本題です。
4月中旬になり志賀高原でも春を感じていましたが、19日の出勤時に国道292号を標高の高いところから下ってくる車両の屋根に積雪がありました。
標高約1,500mにある当事務所に着くと下の写真のようにみぞれのような積雪がありましたが、昼までには解けました。
みぞれのような雪
 
 
そのほかに志賀高原での春を感じる写真です。
■サル(令和6年4月11日撮影)
標高約1,300mにある沓打(くつうち)付近の国道で近頃見かけます。車道脇など雪解けの早いところで見え始めた草を食べていました。
草を食べるサル
 
 
■琵琶池(令和6年4月11日撮影)
標高約1,400mにある琵琶池では、11日は水面がほとんど見られなかったのですが、13日頃までに氷が全て解けました。奥の山は坊寺山(ぼうでらやま)。
志賀高原の琵琶池は雪解け間近です
 
■当事務所の駐車スペースから蓮池方面を望む(令和6年4月19日撮影)
雪の見える部分がどんどん少なくなっています。
・手前の左右方向にある道路は国道292号。路面は乾ききっていません。
・蓮池は中央左右に広がる部分。水面が見え始めています。
・奥の山は東館山(右)と西館山(左)。スキーコースの雪が随分と薄くなっています。
志賀高原管理官事務所から蓮池を望む
 
 
なお、国道292号の冬期閉鎖の解除予定は4月24日(水)10時です。群馬県側からも通行できるようになります。
ただし、冬期閉鎖解除後であっても標高の高い所では積雪や凍結があるため、区間によっては通行止めになることがあるのでご注意ください。