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中部地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [中部地区]

スキー場、始まっています @志賀高原

2022年11月21日
志賀高原 則武敏史
こんにちは、上信越高原国立公園の志賀高原です。
 
標高約1,500mにある志賀高原管理官事務所の周辺では、11月15日夜から16日朝までにくるぶしくらいの積雪がありました。
 左:事務所から蓮池を望む。11月17日撮影。
なお、事務所周辺では11月21日時点で降雨などにより雪はおおよそ溶けました。
11月17日朝の積雪の状況。事務所から蓮池を望む。
 
では、スキー場オープンの情報です。
志賀高原では人工降雪でゲレンデの一部をオープンさせたスキー場があります。また、人工降雪で可能な限り早期のオープンや11月中のオープンを目指すスキー場もあります。
12月3日(土)には「志賀高原統一初滑り・スキー場開き祭」が開催されます。午前10時から志賀高原焼額山スキー場です。詳細は志賀高原観光協会のページ<https://www.shigakogen.gr.jp/ski_resort_opening.html>をご覧ください。
 
また、当事務所担当区域内のスキー場でオープン予定が発表されているのは、野沢温泉村のスキー場が11月26日(土)、須坂市峰の原高原のスキー場が12月17日(土)です。高山村山田牧場のスキー場はまだ発表されていません。
 
 
さて、志賀高原のスキー場の特徴は「上質なパウダースノー」、「日本最大級の広さ」などです。
●「上質なパウダースノー」
風があると積らずに、雪が風に流されて、吹きだまっていくような感じで積み上がっていきます。それほど軽くてさらさらです。
また、降雪直後に雪玉を作ろうと思っても、湿り気がないので雪がまとまりません。時間が経つとようやく雪玉を作れるようになります。
 
●「日本最大級の広さ」
志賀高原には18のスキー場があります。複数のコースを持つスキー場があるので、コースの数はさらに多くなります。コースにバラエティがあるので、上級者から初心者まで、また、大人数、ファミリーから個人まで幅広い方が利用できます。
全18スキー場共通チケットがあるので、スキー場ごとにチケットを購入する必要がありません。もちろんスキー場ごとのチケットもあるのでご利用の仕方によって選択してください。
スキー場間の移動は12月3日からはスキーシャトルバスも利用できます。バスを運行する長電バスによると<https://www.nagadenbus.co.jp/express/winter/shigakogen/>、「志賀高原サンバレーより先、志賀高原内を運行しておりますスキーシャトルバスは、8:30~17:00の間、無料でご乗車いただけます。」とのことです。
 
 
志賀高原や周辺では道路の冬期通行止めが行われています。このため、志賀高原へのアクセスは国道292号で山ノ内町市街地からのみになります。
先日のまとまった降雪以降、アクセス道路の道路情報表示板に「志賀高原積雪 冬タイヤ必要」と表示されるようになりました。天気や道路の情報を収集して、それに合った準備をしてお出かけください。