アクティブ・レンジャー日記 [中部地区]
志賀高原 蓮池広場 お使いください
2020年09月30日こんにちは、上信越高原国立公園の志賀高原です。
蓮池のほとりの「蓮池広場(はすいけひろば)」が使えるようになりました。芝生の広場です。
■蓮池広場を利用される際のお願い■
犬などに糞尿をさせないでください。
・糞尿があると、芝生に座ったり、寝転んだりという利用が難しくなくなるため
・糞尿が芝生の生育に悪影響を与えるおそれがあるため
ご協力をお願いいたします。
★蓮池広場とその周辺の楽しみ方★
1.蓮池を周遊する遊歩道
1周15分程度の遊歩道です。車窓から景色を見るだけでなく、少し歩いて、志賀高原の雰囲気を感じてください。この時期は、蓮池に映る紅葉も楽しめます。
要所に解説板を設置しています。
<遊歩道は砂利敷きです。令和2年9月30日撮影。>
2.広場で楽しむ
広場で景色を見たり、休憩したりしてお過ごしください。
3.周辺の観光施設
・「志賀高原山の駅」
<写真の中央から左にかけて蓮池広場がある。「山の駅」は右奥の建物。令和2年9月30日撮影。>
・「志賀高原自然保護センター」「長野オリンピック・パラリンピック記念館」
山の駅の向かいの「志賀高原総合会館98」内にあります。この建物には「志賀高原観光協会」、「志賀高原ガイド組合」などもあります。
【蓮池を起点にした2つのトレッキングコース】
1.「サンシャイントレイル」
蓮池を起点に「琵琶池(びわいけ)」に向かうトレッキングコースです。
落葉樹の林の中を歩き琵琶池のほとりに着いた後、琵琶池を周遊し、蓮池に戻ります。往復で1時間30分から2時間程度です。
このコースのうち、琵琶池のほとりの遊歩道は舗装されていて、車椅子の方も安心して楽しめます。ただし、山の駅から琵琶池までの区間は傾斜が急な区間があるので車椅子は難しいです。
このコースの途中からは「志賀高原歴史記念館」に向かうこともできます。
<琵琶池の紅葉。この池のほとりを周遊するコースがある。令和元年10月23日撮影。>
2.「自然探勝コース」
蓮池を起点に「木戸池(きどいけ)」に向かうトレッキングコースです。
池や湿原、原生林、お花畑など志賀高原の自然を堪能できるコースで、片道2時間程度です。国道292号を縫うようにコースがあるので、蓮池に戻るのにバスを利用することができます。
<自然探勝コースのうち、スキー場のゲレンデを歩く区間ではニッコウキスゲが群生する。平成27年7月19日撮影。>
●蓮池広場へのアクセス
蓮池は国道292号の脇にあり、奥志賀高原方面に向かう県道471号(奥志賀公園線)との分岐点に位置しています。
・バスをご利用の場合は「蓮池ひろば」または「志賀高原山の駅」で降車
・自家用車などをご利用の場合は「志賀高原山の駅」または「志賀高原総合会館98」の駐車場に車を止めてください。
<蓮池広場と周辺の略図。>
※図の右下の「志賀1号トンネル」内のカーブは滑りやすいので速度を出しすぎないように注意してください。
【新型コロナウイルス感染拡大防止についてのお願い】
上信越高原国立公園の利用においては、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、身体的距離の確保、マスクの着用、手洗いや3つの密を避けるといった「新しい生活様式」の実践をお願いします。また、上信越高原国立公園へお出かけの際には、上信越高原国立公園のページ<https://www.env.go.jp/park/joshinetsu/>、各自治体や訪問先が発信している情報を事前にご確認ください。皆様のご協力をお願いします。
厚生労働省「新しい生活様式の実践例」
<https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_newlifestyle.html>