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中部地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [中部地区]

志賀高原の自然観察会

2011年05月09日
志賀高原
志賀高原では、4月29日に雪上自然観察会を行いました。
参加者は16名(男女各8名)で、年齢は8歳から70歳までと幅広い年代の方が参加されました。中には何年も続けて参加いただいている方もおられます。
この観察会は、「冬から春の装いへと変わりつつある自然の息吹」を参加者に感じてもらいたいと思って行っています。ゴールデンウィークになっても、まだ雪があり、雪上を歩けるのは、当地ならではだと思います。
今年は残雪が多く、1メートル以上ありました。また、雪がちらつく時がありました。


<長池を望む、参加者が立っている場所は、夏には湿原となり立ち入れない>


講師は信州大学の井田秀行准教授にお願いしました。先生は会場の志賀自然教育園の施設長をされていて、先生の面白くて楽しい話もこの観察会の魅力の一つです。


<講師の解説を聞く。内容を覚えてもらうより、そうなのか面白いという気持ちをもってもらいたい>


こんなものも見ることができました。木の実でしょうか? 誰かがチョコレートをこぼしたのでしょうか?
形と大きさはどんぐりくらいで、色はこげ茶色。
面白い形になっています。


<カモシカのフンです。雪形(ゆきがた)ならぬ糞形、私には人が跳ねているように見えます>


雪上自然観察会は毎年4月29日に行う恒例の行事です。来年も行う予定ですので、ぜひお越しください。