アクティブ・レンジャー日記 [中部地区]
谷川岳・平標山 その3
2014年06月09日
志賀高原
こんにちは、志賀高原からです。
群馬県と新潟県にまたがる「谷川岳(たにがわだけ)・平標山(たいらっぴょうやま)」の3回目、これで最後です。
今回は平標山山頂から麓の元橋(もとはし)へ下ります。
さて、歩道の状況です。調査日は5月24日、25日なので、その後、状況が変わっている可能性があります。
・平標山山頂から平標山ノ家の区間では、残雪上を歩く箇所が2箇所ありました。残雪と雪が融けている所の境界は雪が薄くなっています。踏み抜きにお気を付けください。
・平標山山頂から元橋まで、階段が多く設置されています。通行に支障が出るような問題となる箇所はありませんでした。ただし、踏面にひびが入っていたり、少し傾いていたりする箇所がありました。
<平標山山頂から苗場山を望みます。苗場山の山頂部は、写真中央の左に向かってなだらかに傾いたテーブル状に見えるところです。山頂部には湿原が広がっています。山頂部右側の急坂(雲尾坂)も分かります。>
<平標山ノ家からの下りの階段>
<下るにしたがって植物季節が変わっていきます。この辺りではブナが葉を出し始めたところでした。>
<左:ハウチワカエデの花、右:リョウブの若葉。>
リョウブの若葉を食糧難の時にご飯と一緒に炊いて食べたという話を、以前住んでいた広島で聞いたことを思い出しました(これは国立公園外の話です)。この平標山は国立公園の特別保護地区等なので採取は規制されています。ご注意下さい。
なお、5月25日は平標山山開きに参加してから下山しました。その様子は、5月27日の「平標山山開き」という記事に小林ARが書いています。
群馬県と新潟県にまたがる「谷川岳(たにがわだけ)・平標山(たいらっぴょうやま)」の3回目、これで最後です。
今回は平標山山頂から麓の元橋(もとはし)へ下ります。
さて、歩道の状況です。調査日は5月24日、25日なので、その後、状況が変わっている可能性があります。
・平標山山頂から平標山ノ家の区間では、残雪上を歩く箇所が2箇所ありました。残雪と雪が融けている所の境界は雪が薄くなっています。踏み抜きにお気を付けください。
・平標山山頂から元橋まで、階段が多く設置されています。通行に支障が出るような問題となる箇所はありませんでした。ただし、踏面にひびが入っていたり、少し傾いていたりする箇所がありました。
<平標山山頂から苗場山を望みます。苗場山の山頂部は、写真中央の左に向かってなだらかに傾いたテーブル状に見えるところです。山頂部には湿原が広がっています。山頂部右側の急坂(雲尾坂)も分かります。>
<平標山ノ家からの下りの階段>
<下るにしたがって植物季節が変わっていきます。この辺りではブナが葉を出し始めたところでした。>
<左:ハウチワカエデの花、右:リョウブの若葉。>
リョウブの若葉を食糧難の時にご飯と一緒に炊いて食べたという話を、以前住んでいた広島で聞いたことを思い出しました(これは国立公園外の話です)。この平標山は国立公園の特別保護地区等なので採取は規制されています。ご注意下さい。
なお、5月25日は平標山山開きに参加してから下山しました。その様子は、5月27日の「平標山山開き」という記事に小林ARが書いています。