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中部地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [中部地区]

氷が出てきた

2015年11月04日
志賀高原 アクティブレンジャー則武 敏史

こんにちは。上信越高原国立公園の志賀高原です。

10月30日は岩菅山(いわすげやま)登山口(標高約2,070m)で運用していた登山者カウンターを撤去しました。登山者カウンターは登山道の脇に設置し、登山道の利用者数をカウントする機器です。この場所では下の写真のように設置していました。



設置場所まではスキー場のゲレンデを通るのですが、当日はリフトの試運転をしていました。

<夏期はケーブルだけの状態で、ウインターシーズン前に搬器(リフトの座席)を取り付けます。中央奥に見えるのが岩菅山。>



登山者カウンターの撤去作業の最後に、センサーなどを取り付けていた支柱を地面から抜いて、逆さまにすると氷が出てきました。

<支柱の上部は開いているので雨水がたまります。その水が気温の低下により凍ったのだと思います。地面には霜柱の跡があります。>



道路の冬期閉鎖も行われます(予定)。

・4日 奥志賀公園栄線(県道502号線)奥志賀から野沢温泉、秋山郷へ至る道路

・10日 豊野南志賀公園線(県道66号線)山ノ内町笠岳キャンプ場入口から高山村山田牧場まで

・16日 志賀草津道路(国道292号線) 山ノ内町陽坂ゲートから草津町殺生ゲートまで


このように、志賀高原では冬の訪れを感じる出来事がいろいろあります。


志賀高原では、今月末にオープン予定のスキー場もあり、「日本最大級のウインターリゾート※」に向けて準備がされています。冬も志賀高原へお出かけください。


※志賀高原の観光パンフレット「SHIGA KOGEN WHITE BOOK」にある言葉