アクティブ・レンジャー日記 [中部地区]
秋めく 志賀高原 四十八池湿原
2021年09月02日こんにちは、上信越高原国立公園の志賀高原です。
8月30日に四十八池(しじゅうはちいけ)湿原近くにある公衆便所で、便所の状態の確認と便所の利用者数をカウントする機器のデータ回収を行いました。
・便所の状態は特に異常は見られませんでした。
・便所の8月の利用者数は昨年の8月の半分程度でした。
まず、注意喚起です。
四十八池湿原の木道では通行には注意する箇所があります。
■左写真
破損しているものがあります。破損していない板を通行してください。
7月30日までに破損していたものは補修工事が行われましたが、それ以降に新たに破損したものです。
■右写真
表面が削れた板が複数あります。ボルトが浮き出た状態になっています。凹凸に足を引っかけて転倒しないよう注意して通行してください。
また、ほたる温泉バス停と四十八池湿原の間で通行に注意する場所があります。
谷側の斜面の崩落により歩道が狭くなっています。谷側に寄らないように通行してください。
<8月11日撮影>
さて、四十八池湿原の様子です。
ウメバチソウやリンドウの花が咲き、イワショウブやモウセンゴケは果実を付けていました。
硯川・ほたる温泉バス停付近では、アサギマダラが吸蜜していました。翅(はね)が浅葱(あさぎ)色(=薄い藍色)をしています。
また、四十八池湿原への往復の際に、針葉樹林内を飛翔している個体を複数回見かけました。
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厚生労働省「「新しい生活様式」における熱中症予防行動のポイントをまとめました」
<https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_coronanettyuu.html>