アクティブ・レンジャー日記 [中部地区]
志賀高原のニッコウキスゲが見頃です
2019年07月19日
志賀高原
こんにちは、上信越高原国立公園の志賀高原です。
7月10日の記事の続報です。ニッコウキスゲが見頃になっています。
ニッコウキスゲは志賀高原のいろいろな場所で見ることができます。
この記事では、群生して咲く場所の中でも、歩く時間が短くて観察できる場所を紹介します。
ここで紹介する以外にも、スキー場のゲレンデなどでニッコウキスゲの群生を見ることができます。
■丸池付近のスキー場のゲレンデ
見頃の状態が続いています。
ニッコウキスゲは花が複数あり順々に咲いていくので、一つの株で長い期間花が咲いています。このため、現在も見頃です。
■蓮池付近のスキー場のゲレンデ
国道292号の蓮池の交差点を草津温泉方面へ進んですぐ右側です。国道292号脇の駐車スペースがニッコウキスゲの咲くゲレンデに接しています。
■田ノ原(たのはら)湿原(しつげん)と木戸池(きどいけ)の間の丘の斜面
遠目にも咲いているのが分かるくらい咲いています。
上の場所から国道292号をさらに草津方面へ進みます。田ノ原湿原側にも、木戸池側にも駐車スペースがあり、ともに15分ほど歩きます。
<田ノ原湿原側の斜面に咲くニッコウキスゲ。ニッコウキスゲの群生は丘の上まで続く。遊歩道(自然探勝コース)が丘の向こうの木戸池に通じている。>
■前回紹介した場所のうち次の場所は、確認していません。改めてお伝えします。
・高天ヶ原地区、一の瀬地区
・東館山(ひがしたてやま)高山植物園(こうざんしょくぶつえん)
上信越高原国立公園は今年(2019年)国立公園に指定されて70周年となります。
記念の年に上信越高原国立公園へお出かけください。