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中部地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [中部地区]

志賀高原 この2週間での変化

2024年05月30日
志賀高原 則武敏史
こんにちは、上信越高原国立公園の志賀高原です。

志賀高原管理官事務所のある標高約1,500mではこの2週間ほどの間に緑が増えています。

下の写真は事務所の進入路を撮影したものです。撮影日は左が5月16日、右が5月29日。ミズナラが展葉し、進入路に落ちる影が濃くなりました。
 事務所への進入路の木陰

下の写真は事務所の駐車スペースから蓮池方向を撮影したものです。撮影日は左が5月16日、右が5月29日。
中央にある蓮池の岸や奥に見える山の斜面が緑になっています。また手前の左下にレンゲツツジが開花し始めています。
事務所から蓮池を望む 


志賀高原の最近の様子。
■5月29日の高天ヶ原(たかまがはら)にある湿原です。ここの標高は約1,660m。標高の高い所ではまだ春が浅いです。
せせらぎコースと呼ばれる遊歩道沿いではリュウキンカが見られました。遊歩道は車道に沿うようにあるので駐車スペースに車を止めて少しだけ歩いてみるという利用もできます。
 リュウキンカ

一時的な水たまりではカエルの幼生が見られました。
 おたまじゃくし


■一方で、標高1,500m付近ではツマトリソウやミヤマエンレイソウといった少し夏に近づいた時期に咲く花が見られました。5月30日撮影。
 ツマトリソウとミヤマエンレイソウ