アクティブ・レンジャー日記 [中部地区]
この秋の志賀高原の紅葉(蓮池周辺)
2020年12月24日こんにちは、上信越高原国立公園の志賀高原です。
「アクティブ・レンジャー国立公園写真展」は、上信越高原、妙高戸隠連山及び中部山岳の3つの国立公園で働く環境省アクティブ・レンジャーが、日々の活動で撮影した景色や動植物、国立公園に関わる人の活動の様子などを展示する写真展です。
各国立公園に置かれた管理官事務所と自然保護官事務所が持ち回りで開催しており、先日まで長野市で開催していました。
その次の写真展を、志賀高原管理官事務所が担当します。
開催予定は次のとおりです。
■場所 楓の館(長野電鉄湯田中駅旧駅舎)長野県下高井郡山ノ内町
■期間 令和2年12月26日(土)から令和3年1月17日(日)まで
■時間 10時から20時まで
会場の隣には日帰り入浴施設があります。そのついでにでもご覧ください。
この会場では、山ノ内町に特化したコーナーを作る予定です。
準備した展示物の一つが、今年度の蓮池の紅葉の移り変わりを整理したものです。
今年は紅葉を長い期間見ることができたという感覚はありました。
整理してみると、志賀高原の蓮池(はすいけ:標高約1,500m)では10月の約1か月にわたり紅葉を見ることができたことが分かりました。
10月2日
池のほとりの低木が赤く色付く |
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10月6日 高木の色付きが少し進む |
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10月12日 黄色や茶色に色付いた高木が多くなる |
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10月16日 全体的に色付く。 周辺の山も色付いている。 |
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10月21日
色あせや落葉が見られる |
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10月30日
落葉した木が多い |
写真は上から、10月2日、6日、12日、16日、21日、30日に撮影したものです。
蓮池では、上から3枚目(10月12日)、4枚目(10月16日)の10月15日前後が紅葉の盛期だったようです。
その一方で、10月17日は志賀高原の中でも標高の高い、横手山(標高2,307m)や渋峠(標高約2,150m)などでは10cm近くの積雪がありました。
では、最近(12月18日)の様子です。紅葉の写真と同じく、事務所から蓮池を望んだ構図です。
人工降雪や12月14日からの降雪により、志賀高原に18あるスキー場のうち、半数以上のスキー場が営業しています。
【新型コロナウイルス感染拡大防止についてのお願い】
上信越高原国立公園の利用においては、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、身体的距離の確保、マスクの着用、手洗いや3つの密を避けるといった「新しい生活様式」の実践をお願いします。また、上信越高原国立公園へお出かけの際には、上信越高原国立公園のページ<https://www.env.go.jp/park/joshinetsu/>、各自治体や訪問先が発信している情報を事前にご確認ください。皆様のご協力をお願いします。
厚生労働省「新しい生活様式の実践例」
<https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_newlifestyle.html>