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中部地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [中部地区]

春めいてきました

2021年03月11日
志賀高原 則武敏史

こんにちは、上信越高原国立公園の志賀高原です。

雪はまだまだ豊富です。スキーにお出かけください。

「長野近隣県限定 スキーリフト券半額キャンペーン」が行われています。

長野県報道発表3月9日<https://www.pref.nagano.lg.jp/kankoshin/happyou/210309press.html>

※「信州版 新たな旅のすゝめ」を参考に、基本的な感染防止対策の実践にご協力をお願いします。<https://www.pref.nagano.lg.jp/kankoki/sangyo/kanko/tabinosusume.html>

さて、雪は豊富ですが、春めいてきました。

■国立公園内の標高約1,500メートルにある事務所への進入路の写真です。

まだ、進入路の脇には、自然の積雪+除雪機で吹き飛ばした雪でできた、2メートルくらいの高さの雪の壁があります(中央のポールの長さが2メートル)。これでも、このところの暖かさで、嵩(かさ)が減りました。

また、進入路の所々で雪が解けて、アスファルト(通路の黒い部分)が見えるようになってきました。

事務所へのアクセス道路である国道292号は、麓から事務所までの区間では、積雪はほとんどなく、無積雪期と同じような感じで運転できます。

ただ、気温は昼間でも氷点下のままという日があります。スタッドレスタイヤの装着やチェーンの携行(または装着)など、雪道の運転の準備は必要です。

志賀高原管理官事務所への進入路

<写真撮影者の背中側に事務所がある。3月11日撮影。>

■道路脇の霜柱(しもばしら)

霜柱は冬のイメージかもしれませんが、積雪のある場所では、雪が解けて地面が見えるようになってようやく見ることができるものです。

雪が解けても気温の低い日があることが分かります。

霜柱

<3月9日撮影>

霜柱の写真を撮影した場所の背中側には琵琶(びわ)池があります。まだ一面に雪があります。しかし、山の斜面では、木の幹の根元の雪が解け始めていて、春の気配を感じます。

びわいけ

<標高約1,400メートル。奥に見えるのは坊寺(ぼうでら)山。3月9日撮影。>

【新型コロナウイルス感染拡大防止についてのお願い】

上信越高原国立公園の利用においては、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、身体的距離の確保、マスクの着用、手洗いや3つの密を避けるといった「新しい生活様式」の実践をお願いします。また、上信越高原国立公園へお出かけの際には、上信越高原国立公園のページ<https://www.env.go.jp/park/joshinetsu/>、各自治体や訪問先が発信している情報を事前にご確認ください。皆様のご協力をお願いします。

厚生労働省「新しい生活様式の実践例」

<https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_newlifestyle.html>