アクティブ・レンジャー日記 [中部地区]
中部地方環境事務所のアクティブ・レンジャーが、活動の様子をお伝えします。アクティブ・レンジャーとは、自然保護官の補佐役として、国立公園等のパトロール、調査、利用者指導、自然解説などの業務を担う環境省の職員です。管内には、上信越高原、妙高戸隠連山、中部山岳、白山、伊勢志摩国立公園があります。
志賀高原 少しずつ春
2022年05月16日
志賀高原
中部地方環境事務所
こんにちは、上信越高原国立公園の志賀高原です。
志賀高原では、新緑が標高の高いほうへと移っています。
<標高約1,200mにある坊平(ぼうだいら)橋から坊寺山(ぼうでらやま:標高1,839m)を望む。新緑の木々による淡い緑が標高の高いほうへ上っていますが、山頂に近づくほど新緑がまばらになります。手前の濃い緑は常緑樹。5月12日撮影。>
標高1,500mにある志賀高原管理官事務所近くにある蓮池(はすいけ)では、若葉の展開が始まっている木もありますが、全体としては枝が目立ちます。
<事務所から蓮池を望む。奥の山の斜面も標高の低いところでは葉が展開して、緑に見えます。5月16日撮影。>
また、事務所近くのスキー場ではミズバショウが見頃です。
<積雪期は滑走コースとなる場所です。右奥に残雪があります。5月16日撮影。>
<すぐ近くではニッコウキスゲが群生しています。まだ若葉です。花の見頃は6月下旬から7月上旬です。5月16日撮影。>
■新型コロナウイルス感染拡大防止のため、ご旅行にあたっては、出発前後の健康観察を徹底していただくようお願いします。また、旅行中もマスク着用、手洗い、「密」の回避など、基本的な感染対策の徹底をお願いします。