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中部地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [中部地区]

第2回JPR開催報告

2014年10月20日
万座
第2回目のJPRは、黒斑山登山を行い、そこから確認できる火山の特徴や魅力について調査しました。

【元気に集まったJPRのみんな】

今回は“登山”をしながらの調査です。
そのため、まず「登山届」です。登山をする前に登山届は必ず出しましょう。今回は子どもたちに登山届を出してもらいました。

【登山届に氏名やルートを記入】

また、火山である浅間山の外輪山の一つである“黒斑山”に入山することから、「噴火警戒レベル」についてみんなで確認。火山活動に合わせた入山規制が行われていることを学びました。現在は、噴火警戒レベル1です。

【噴火警戒レベルについて確認】


この、黒斑山登山道では火山活動の痕跡を確認しながら歩くことが出来ます。

【色の違う石】
溶岩がガスを含んでいたり、高温で酸化したりすることにより色が違っています。
また、「断層」「板状節理」についても学び、地質や地形について知識を深めました。

そして、無事下山。レンジャーが現地調査を行う際でのとっても大事な事“安全”をみんなクリアしました!
その後は、今日の活動で発見したことや感じたことを班ごとにまとめ、黒レンジャーに報告しました。
「標高によって木の高さが違う」「登山道や山頂からの景色が素晴らしかった」「登山をするときはマナーやルールを守る」といった報告がありました。
黒レンジャーからは「今日体験したことを友だちや先生、お父さんお母さんに伝えてほしい。みんなからの報告にもあったように、“ルールとマナー”がある。山を大切にしながら楽しんでほしい」とのお話がありました。

【樹林帯を抜け、目の前に現れた浅間山に歓声が上がりました!!】

次回は11/9(日)。次回は火山に関する実験を行う予定です。また、新しい発見よろしくね☆